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スーパーGT ニュース

投稿日: 2018.08.13 10:32
更新日: 2018.08.13 11:41

30号車TOYOTA PRIUS apr GT 2018スーパーGT第5戦富士 レースレポート

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スーパーGT | 30号車TOYOTA PRIUS apr GT 2018スーパーGT第5戦富士 レースレポート

2018 AUTOBACS SUPER GT ROUND5 富士スピードウェイ
開催地:富士スピードウェイ(静岡県)/4.563km
8月4日(予選) 天候:晴れ コースコンディション:ドライ 観客数:2万2100人
8月5日(決勝) 天候:晴れ コースコンディション:ドライ 観客数:3万8300人

織戸学選手を助っ人に起用、大逆襲の兆しが見えた矢先に……

 全8戦で争われるスーパーGTシリーズは、富士スピードウェイを舞台に、シーズン折り返しとなる第5戦、『FUJI GT500 mile RACE』を8月4日~5日に開催した。今シーズンもaprは2台のトヨタ・プリウス ZVW51を走らせ、#30 TOYOTA PRIUS apr GTを3年目のタッグとなる、永井宏明選手と佐々木孝太選手に託すこととなった。
 
 唯一年に2回、レースを行う富士スピードウェイだが、従来は夏のレースを300kmで競ってきたものの、今年は500マイル(約800km)で競われることとなった。今シーズン一番の長丁場となったため、第3ドライバーの登録も可能に。そこで#30 TOYOTA PRIUS apr GTの助っ人として、織戸学選手を起用することとなった。
 
 ここまで不運な展開が続いて未だ入賞が果たせぬなか、織戸選手の存在が逆襲に向け、カンフル剤となることが期待される。この長く、猛烈に暑くなるであろう戦いに、ノーハンデで挑めるメリットは計り知れず。予選、決勝ともに大暴れは、もはや必至と言えた。
 

公式練習 8月4日(土)8:40~10:25

 記録破りの猛暑が続くなか、レースウイークの富士スピードウェイも例外とはならなかった。ただ、日差しは上空が薄い雲で覆われている影響なのか若干弱めで、公式練習が始まった時の気温は28度、特に路面温度は35度と想像をはるかに下回っていた。
 
 最初に#30 TOYOTA PRIUS apr GTをドライブしたのは永井選手。セッション開始と同時にピットを離れ、いつものようにチェックのみ行ってピットイン。微調整を施して、本格的な走行を開始する。途中、赤旗中断があったものの、それを除けばピットに入ったのは1回のみ。永井選手はしっかりマイレージを稼ぎ、なおかつ1分40秒358を記す。
 
 続いて初めて乗り込んだのは織戸選手。計測3周目には1分40秒台に入れてくるあたりは「さすが」の一言。2度のピットを挟んで、最後まで走行し、1分40秒500をマークする。佐々木選手の走行は、続けて行われたサーキットサファリから。一度もピットに戻らず、セッションをフルに活用して方向性を見極めることに専念。ここでのベストタイムは最後に記された1分40秒709だった。

公式予選Q1 8月4日(土)14:35~14:50

 今回も#30 TOYOTA PRIUS apr GTのQ1担当は佐々木選手。公式練習では1分40秒台を切れなかったこともあり、大幅にセットを改めて挑むこととなった。気温は若干上がって31度、路面温度は44度にまで上がって、かなり想定域に近づくように。
 
 それでもアウトラップに加え、2周をウォームアップに充てて、佐々木選手は入念に準備を整える。まず1分39秒800を記録した佐々木選手は、次の周に39秒782にまで短縮を果たし、ラストアタックで39秒270を叩き出す。
 
 ただし、このレースウイークのベストは更新したものの、Q1突破にはコンマ8秒届かず、22番手留まり。11列目からの決勝スタートとなるも、長丁場のレースに激しい追い上げが期待された。


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