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スーパーGT ニュース

投稿日: 2018.09.15 16:46
更新日: 2018.09.15 17:40

スーパーGT:2018年苦戦のスバルがSUGOで反撃の狼煙。山内英輝がチーム加入後、初のポール

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スーパーGT | スーパーGT:2018年苦戦のスバルがSUGOで反撃の狼煙。山内英輝がチーム加入後、初のポール

 2018年のスーパーGTは9月15日、スポーツランドSUGOで第6戦の公式予選が行われ、スーパーGT300クラスは途中、赤旗中断もあるなか、SUBARU BRZ R&D SPORTが2018年シーズン初ポールポジションを獲得した。

 2018年シーズンも後半戦を迎えたスーパーGT第6戦はSUGOでの開催。2017年は真夏の7月開催だったが、今年は初秋の開催となった。土曜午前の宮城県西部、仙台市周辺は降雨確率50%。

 その予報どおり公式練習ではセッション後半から雨粒が落ち始め、クラス別の占有走行時にはフルウエットに。20%予報の午後に入ると雨は上がり、各陣営ともに占有での充分な予選シミュレーションを行えないまま、午後の勝負に挑むこととなった。

 この週末を前にGTアソシエイションから発表されたブルテンにより、予選Q1はシーズン初の組分けを採用しての実施となり、第5戦富士までのポイントを元にランキング奇数を予選A組、偶数をB組と分割。A組10分間、B組10分間のセッションそれぞれ異なる条件下でクリアラップを狙い、各組上位7台がQ2へと進むSUGOならではの争いが繰り広げられた。

■予選Q1:B組走行開始直後にクラッシュで赤旗中断

 14時、予選A組から開始されたセッションはウエット宣言がなされたものの、レコードラインはドライのため各車スリックを装着。14台のマシンが一斉にコースへと入った。

 谷口信輝のグッドスマイル 初音ミク AMGを先頭に、ARTA BMW M6 GT3、LEON CVSTOS AMGなどGT3の有力マシンが続々とコントロールラインを通過していく。

 この時点でセッションは残り5分を切り、そのまま連続周回で全車がタイム更新を果たすなか、4周目の計測ラップでベストタイムを更新したModulo KENWOOD NSX GT3の大津弘樹がトップへと浮上。そのNSXのタイムをLEON AMGの蒲生尚弥が1分18秒865ですぐさま更新していく。

SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ R&D SPORT

 その直後、午前の公式練習では不具合を抱えていたスバルBRZの井口卓人が、ダンロップタイヤへ慎重に熱を入れて1分25秒台で1回目の計測を終えると、翌周に2番手へとタイムを上げると、最後のアタックで1分18秒665を叩き出しトップへとおどり出る。

 ここで10分のセッションはチェッカーを迎え、A組からはスバルBRZに続いてGULF NAC PORSCHE 911が2番手に飛び込み、以下LEON AMG、Modulo NSX、初音ミクAMG、宮田莉朋が奮闘したSYNTIUM LMcorsa RC F GT3、そして唯一のマザーシャシーとなるマッハ車検 MC86 Y’s distractionの7台がQ2へ進出した。

 5分のインターバルを挟んでスタートしたQ1の予選B組は、開始2分でアールキューズ AMG GT3がハイポイント手前の短い直線で突然挙動を乱し、イン側のガードレールにクラッシュ。セッションは早々に赤旗中断となってしまう。

シケイン立ち上がりでクラッシュを喫したアールキューズ AMG GT3

 マシンの回収とガードレールの補修作業を経て、セッションは残り時間9分として再開されると、コース上には日差しが戻り路面コンディションはさらに好転。ここで速さをみせたのはダンロップを履くHitotsuyama Audi R8 LMSのリチャード・ライアンで、計測早々に1分18秒784の最速タイムをマーク。

 これがそのままセッショントップタイムとなり、2番手にはブリヂストンを装着するランキング2位の31号車TOYOTA PRIUS apr GT嵯峨宏紀が続き、ウエットでは車重の重さと電子制御の恩恵で雨に強いGT3に対し、軽さと引き換えに熱入れやタイヤ面圧の低さに苦労する傾向のあったJAF-GTにもコンディションが味方する形となった。

 3番手にはヨコハマタイヤのGAINER TANAX triple a GT-Rが続き、上位3台がすべて異なるタイヤメーカーに。以下、リーガルフロンティア ランボルギーニGT3、HOPPY 86 MC、RUNUP RIVAUX GT-R、GAINER TANAX GT-RまでがQ2進出となった。

■予選Q2:スバルの山内英輝が一閃。チーム加入後、初ポール奪う


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