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スーパーGT ニュース

投稿日: 2018.09.19 14:44
更新日: 2018.09.19 17:03

ブリヂストン 2018スーパーGT第6戦SUGO レースレポート

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スーパーGT | ブリヂストン 2018スーパーGT第6戦SUGO レースレポート

2018年スーパーGTGT 第6戦 スポーツランドSUGO[GT500]

山本尚貴/ジェンソン・バトン(RAYBRIG NSX-GT/BS)が初勝利。表彰台をブリヂストン装着車が独占

開催場所:スポーツランドSUGO
開催日:2018年9月15日(土)~9月16日(日)

 宮城県のスポーツランドSUGOで開催された2018年オートバックススーパーGTシリーズ第6戦は、秋雨前戦の影響が心配されたが、決勝日は時折日差しが射すドライコンディションとなり、2万8500人の観衆を集めた。
 
 今シーズン注目を集めている元F1チャンピオンのジェンソン・バトンが加わるTEAM KUNIMITSUのRAYBRIG NSX-GT/BSは、予選でコースレコードを更新してポールポジションを獲得。決勝では一時トップを奪われるものの、ふたたび首位を奪還。
 
 81周レースの終盤にセーフティカーが導入され、2位走行の野尻智紀/伊沢拓也(ATRA NSX-GT/BS)との差が無くなったが、レース再開後ゴールまで6周のデッドヒートを制して優勝した。

<予選>

 予選日の朝には時折雨が降り、セッションが開始された時点ではコースの一部がハーフウエットの状況だった。しかし、時間を追うごとにコースコンディションはドライへと変化した。Q1セッションの終盤、各車がQ1突破に向けてアタックしている際にSPコーナーでヘイキ・コバライネン(DENSO KOBELCO SARD LC500/BS)がコースオフ、クラッシュして予選は中断。Q1突破に向けてこの中断が少なからず影響した。
 
 再開後、残り時間は2分45秒の短時間だったために十分にタイヤをウォームアップできないまま敗退したチームがあった。Q2ではコース上にラバーグリップが乗り始めて、周回ごとにタイムアップ。山本/バトン組に続き佐々木大樹/ヤン・マーデンボロー(カルソニック IMPUL GT-R/BS)、野尻/伊沢組の上位3台がコースレコードを更新。決勝グリッドの2列目までをブリヂストンユーザーが占めた。

優勝したRAYBRIG NSX-GT
優勝したRAYBRIG NSX-GT

<決勝>

 決勝日は雲間から時折太陽が顔を覗かせ、スタート時に気温が一気に上昇した。序盤は予選の順位で推移したが、徐々に佐々木/マーデンボロー組がペースアップしてトップに立った。前戦の第5戦(富士500mile)でトップを走行中にトラブルで後退したが今回はレース半ばまでトップを維持し、ピットインして後半戦に突入、勝利を目指した。
 
 しかし、ピットインのタイミングでふたたび山本/バトン組が首位に。そして、佐々木/マーデンボロー組が最終コーナーでステアリング系のトラブルによってコースオフ、苦しい展開となって野尻/伊沢組にも先行を許してしまった。
 
 山本/バトン組は14秒の差をつけて勝利へ向けて疾走していたが、終盤にSPコーナーでGT300クラスのアクシデントが発生、セーフティカーが導入されてその差は無くなった。レース再開、残り6周。攻め立てる野尻/伊沢組を抑え、山本/バトン組が初勝利を飾った。


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