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スーパーGT ニュース

投稿日: 2016.03.19 12:25
更新日: 2016.03.19 13:52

スーパーGT岡山公式テスト開幕。初日午前はカルソニックが最速

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スーパーGT | スーパーGT岡山公式テスト開幕。初日午前はカルソニックが最速

 3月19日、岡山国際サーキットでスーパーGT公式テストの1日目午前の走行が行われ、GT500クラスはカルソニックIMPUL GT-Rが、GT300クラスはシンティアム・アップル・ロータスがトップタイムをマークした。

 18日の搬入日は終日雨となった岡山国際サーキット。2016年の参戦車両のほとんどが一堂に会し走行する公式テストの初日は、早朝こそ雨が残っていたものの、関係者がサーキットに来場する頃には雨は止み、曇天での走行開始となった。

 今回のテストでは、GT300クラスの性能調整は「暫定のものが使用されている」とのことだが、各車のパフォーマンス差が注目どころ。また、GT500クラスではホンダNSXコンセプト-GT勢がハイブリッド非搭載となっており、昨年からどう勢力図が変化しているのかも注目と言えた。

 コースオープン時はウエット路面だったが、各車が走行を重ねていくにしたがって路面コンディションは好転。時折陽が差したこともあって、セッション中盤にはドライ路面へと変化し、それに従って両クラスともセッション後半にタイムが上がっていった。

 GT500クラスでは、安田裕信/ジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ組のカルソニックIMPUL GT-Rが1分22秒266でベストタイムをマーク。中盤まではGT-R勢が上位を占めていたが、後半にレクサスRC F勢がタイムアップ。ホワイトにカーボンブラックというカラーで走行したトムス36号車が2番手に。例年この岡山を得意としているWAKO’S 4CR RC Fが3番手となった。

 上位はGT-R、RC F勢が占めており、ホンダNSXコンセプト-GT勢のベストはKEIHIN NSX CONCEPT-GTの8番手となった。とは言え、午前はコンディションも決して最良とは言えず、各車それぞれのメニューをこなしていたため、このタイム差も変わる可能性は高いだろう。

 GT300クラスでは、終盤まであまり走行していなかった高橋一穂/加藤寛規組シンティアム・アップル・ロータスがベストタイムをマーク。2番手には空力等改良を施してきたVivaC 86 MCがつけ、GT300マザーシャシー勢がワン・ツーを占めた。3番手は、日本にやってきたばかりのLM Corsaのフェラーリ488 GT3がつけている。

 今季はGT300クラスに多くのニューマシンが登場しているが、午前はGULF NAC PORSCHE 911、31号車TOYOTA PRIUS apr GTにトラブルがあった様子で、周回はほとんどこなせなかった。


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