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スーパーGT ニュース

投稿日: 2018.11.17 17:25
更新日: 2018.11.21 17:32

30号車TOYOTA PRIUS apr GT 2018スーパーGT第8戦もてぎ レースレポート

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スーパーGT | 30号車TOYOTA PRIUS apr GT 2018スーパーGT第8戦もてぎ レースレポート

2018 AUTOBACS SUPER GT ROUND 8
ツインリンクもてぎ

開催地:ツインリンクもてぎ(栃木県)/4.801km
11月10日(予選)天候:曇り コースコンディション:ドライ 観客数:21,000人
11月11日(決勝)天候:晴れ コースコンディション:ドライ 観客数:37,000人

ミッドシッププリウス、RV8Kエンジンのラストレース
最初から最後までマシンにトラブルなく、しっかり完走し有終の美を飾る

 全8戦で争われるスーパーGTシリーズは、ツインリンクもてぎを舞台に、今シーズン最後のレースとなる『MOTEGI GT 250km RACE GRANDFINAL』を11月10日~11日に開催した。今シーズンもaprは2台のトヨタ・プリウスZVW51を走らせ、#30 TOYOTA PRIUS apr GTを第6戦から永井宏明選手、そして織戸学選手のふたりに託している。
 
 前回のオートポリスでは予選こそ19番手に留まったものの、決勝レース前のウォームアップでは好タイムを連発。コンディションとマシン、タイヤのマッチングも完璧だっただけに、激しい追い上げが期待されていたが、いきなり不運に見舞われる。バトル中のホイール同士の接触により、バルブが飛んでしまったため、予定外のピットストップを強いられたのだ。その後もコースアウトを喫しはしたが、マシンそのものにはトラブルは一切生じず、完走を果たして得られたデータは極めて多かった。
 
 今回のレースはほぼ全車がノーハンデとあって、これまでのレースのように軽さが活かされるわけではないが、真の実力が試される一戦とあって、それぞれリスク承知の勝負に討って出るはずだ。まして普段より50km短い、250kmで争われるだけに。その流れについて行かぬわけにはいくまい。また、レギュレーションの変更により、現在のマシン、エンジンにとって、これがラストランにもなる。とにかく悔いの残さぬレースをして、最後をしっかり締める。これが何よりもの目標となった。
 

公式練習 11月10日(土)8:50~10:25

 前日に降った雨が路面を濡らしたまま始まった公式練習。しかし、すでにやんでいただけでなく、やがて陽も差すようになったことから、最初のうちこそウエットタイヤでの走行だったが、やがてドライタイヤでも走れる状況に転じ、最後は予選さながらのスピードで走っていた車両もあった。
 
 この後、もう雨が降らないことは天気予報でも明らかになっていただけに、路面が濡れたままの前半はピットで待機という手もあったが、今後に向けたスキルの向上、そしてマイレージ獲得のため、永井選手にはウエットコンディションでも積極的に走ってもらうこととなった。これが大きな収穫となり、コンディションの向上に合わせて永井選手はタイムを短縮し続けていき、やがてドライタイヤを入れられるようになってからも、走りのアジャストに優れるようになっていったからだ。最終的に永井選手は1分50秒475を記すこととなった。
 
 そして開始から1時間20分を経過したところから、いよいよ織戸選手の走行が開始。GT300専有走行に移ってから、一度だけピットに戻ってセットを詰めた後、最後の計測で1分49秒479をマークする。その後に行われたサーキットサファリでも織戸選手は周回を重ね、バスが離れた後のタイミングで1分49秒台を連発。公式練習を上回る、1分49秒439で本番前のセッションを締めくくることとなった。


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