レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

スーパーGT ニュース

投稿日: 2018.11.24 01:26
更新日: 2018.11.24 01:28

APGで平手晃平のイベント『Festival di 2&4』開催。豪華メンバー集結で盛況に終わる

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


スーパーGT | APGで平手晃平のイベント『Festival di 2&4』開催。豪華メンバー集結で盛況に終わる

 11月23日、静岡県小山町のカートコース、オートパラダイス御殿場(APG)でスーパーGT GT300でTOYOTA PRIUS apr GTをドライブする平手晃平が主催イベント『Festival di 2&4』が開催され、豪華なメンバーと多くのファンでイベントは盛況のうちに終わった。

 日本はもちろん海外でも活躍してきた平手はモータースポーツの普及を願い、富士スピードウェイでの自らのキャラにちなんだ『平チェカカップ』と題したカート大会を開催してきた。そんな平チェカカップの一大イベントが、2017年にAPGで初めて開催された平チェカカップ2017。今季はそんなイベントが、新たに二輪で活躍するライダーたちを交えて規模を拡大して開催された。

 平手はプライベートでもバイクを愛好するなど、二輪界とも親交があるが、この日は全日本ロードレースで活躍してきた武田雄一をはじめ、J-GP2で活躍する尾野弘樹やJSB1000の濱原颯道、生形秀之、Moto3へのワイルドカード参戦も果たしている岡崎静夏など、蒼々たるメンバーが揃った。

 一方、四輪も豪華メンバーが集った。平手をはじめスーパーGT四度のチャンピオンであるロニー・クインタレッリ、今季国内両トップカテゴリーで活躍した山下健太、スーパーGTで活躍する宮田莉朋、山田真之亮、FIA-F4で活躍した名取鉄平、朝日ターボ、PCCJで活躍する三笠雄一、また自ら130R YOKOHAMAのテントとともに織戸学が登場したほか、カートレースの参戦メンバーとしてNAORYUや富田竜一郎、近藤翼らも参戦しレースを盛り上げた。

 この日の本番に向けては平手が自ら体を動かし、スタッフたちとともに準備を進めてきたが、朝からレンタルカートのビレルN35による練習走行、そして今回参加した多くのエントリーチームがそれぞれひとりずつ走るスプリントレースが行われた。

 そして迎えたのは、この日のためにAPGでポケバイが走れることを事前にトライして実現した、『74daijiroドリームレース』。ポケバイを使った現役ライダーたちの夢のレースだ。このレースを制したのは、「先輩たちに『空気読め』と言われたんですが、読まずに来年も勝ちたいと思います(笑)」と語った岡崎静夏だった。

 ライダーたちが好レースをみせれば、負けてられないのは四輪ドライバーたち。ふだんスーパーGT前に練習で使用する、レンタルカートとは比較にならない速さのレーシングカートでデモレースを披露した。

 レースは師弟関係にある朝日ターボをクインタレッリが追う展開となるが、最終ラップに2台が競り合っているうちにレースを制したのは、背後につけていた宮田。激しい展開にファンは釘付けとなったが、悔しいレースとなったクインタレッリは、その後全参加者が出場した耐久レースを制し、格の違いをみせつけた。ちなみにこの耐久レースにはライダーたちも参加。慣れないカートに苦戦しつつも、レースを楽しんでいるようだった。

 コース上では激しくも楽しいレースが展開された『Festival di 2&4』だが、トークショーなどをはじめさまざまな場所で笑いを誘ったのは、スーパーGT第5戦富士以来山から下りてきた『さが吉』。言葉は発さず、山下健太が“通訳”を務めたが、その他のさまざまなイベントでもジャマを敢行したり、ドリームレースの先導役を務めたりと大活躍。夕刻に到着した平手のチームメイトである嵯峨宏紀と“交代”することになったが、今回は改めてその存在感を示すことになった、

 終盤は小雨と冷え込みに見舞われたものの、今回もキッチンカーが出店したり、各協賛企業のブースが出店するなど、最後まで大きな盛り上がりだった『Festival di 2&4』。全体的に、イベントは2017年に比べても大きくパワーアップしていた印象で、参加者の笑顔に平手も「参加してくださった皆さん、ご協賛してくださった皆さんに感謝します」と心地よい疲れを感じているようだった。

Festival di 2&4のドリームレース
Festival di 2&4では、ポケバイの74daijiroの試乗もできた
N35を使うスポーツカートでのメインの耐久レース
今回耐久レースにドライバーとして参加した富田竜一郎
ライダーたち、ツナギを来たままカートをドライブした
Festival di 2&でのMIKUNIのテント
Festival di 2&4んに出店したぶーすたち
Festival di 2&4に参加したライダー、ドライバーたち
ステージで笑いをとるさが吉
VRでシミュレーター中のロニー・クインタレッリのジャマをするさが吉
HYBRID VICTORIAの陽菜みなみさんを使ってシミュレーター中の宮田莉朋のジャマをするさが吉
Festival di 2&4のドリームレースでは、さが吉が泉津してパレードラップが行われるシーンも
今回イベントに出店した整体院ラポールは、嵯峨をはじめ多くのドライバーをサポートするが、実は今季のドライバーアピアランスの嵯峨の小道具はすべてこちらが制作していたそうな。


関連のニュース