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スーパーGT ニュース

投稿日: 2019.05.28 12:59
更新日: 2019.05.28 13:51

LEXUS TEAM SARD 2019スーパーGT第3戦鈴鹿 レースレポート

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スーパーGT | LEXUS TEAM SARD 2019スーパーGT第3戦鈴鹿 レースレポート

2019 SUPER GT 第3戦『SUZUKA GT 300km RACE』(5月25~26日)
鈴鹿サーキット(1周5.807km)
入場者数:予選2万1000人
     決勝3万6000人
     合計5万7000人

第3戦鈴鹿、執念の5位フィニッシュ

 5月26日(日)、シリーズタイトル争奪を懸けた前半戦のヤマ場となるスーパーGT第3戦『SUZUKA GT 300km RACE』の決勝がおこなわれ、9番手グリッドから粉骨砕身に勝利を目指していったDENSO KOBELCO SARD LC500は、スタート担当のヘイキ・コバライネンが序盤に前を塞いでいた2台をかわして自己ベストを更新しながらハイペースで前を追いかける展開となる。

 18周目にセーフティカーが導入される波乱のなかで再開後の24周目にピットイン。一時順位を落としたが、交代した中山雄一も徐々にペースを掴み前走車を猛追。最後まで諦めない走りをみせて執念の5位フィニッシュを果たした。

 ドライバーポイントでは6点を獲得(計14点)でランキング7位、チームポイントでは9点を獲得(計23点)してランキング6位となった。次戦、2年連続の優勝を目指して戦う第4戦は、6月29日(土)~30日(日)にタイのチャン・インターナショナル・サーキットにてシリーズ唯一の海外戦としておこなわれる。

■公式練習

 前戦富士では激闘の末に惜しくも4位となったDENSO KOBELCO SARD LC500。毎レース波乱のシーズン前半戦における国内最後のレースとなる節目の第3戦は、鈴鹿サーキットが舞台。公式予選はノックアウト方式(Q1、Q2)、決勝は300kmでピットストップは1回。搭載するウエイトハンディは現獲得ポイントの倍数となる16キログラムとなる。

 鈴鹿サーキットは歴史的、国際的にも有名なテクニカルなドライバーズサーキット。チャレンジングなコースは、特徴的なコーナーが連続しており、全長約5.8kmと長めで世界的にも珍しい8の字形のレイアウトで数多くの伝説的な名シーンが生まれてきた。

 ここまでチームは現在ランキング6位ながらも周囲とのポイント差はなく、ここで勝利を得てトップをとらえて後半戦へとつないでいきたいところ。各車速さが非常に拮抗しているため、まずは僅差の予選で少しでも上位のスタートポジションを得たい鈴鹿。大会告知ポスターにはDENSO KOBELCO SARD LC500が毎年の様に描かれるなど期待も高く、またチームの本拠地が近いためスポンサー企業様の応援団も大勢で来場、心強い声援も受けている。

 シリーズタイトル争奪を懸けた前半戦のヤマ場となる鈴鹿。チーム一同、ランキング上位浮上を狙い、粉骨砕身に勝利を目指していった。

 25日(土)午前中の公式練習は、初夏の快晴で真夏のような日差しが照りつけ、朝から気温25度/路面温度34度と上昇していった。8時50分から混走セッションが開始され、ヘイキがソフト系のドライタイヤを装着して、いつもどおりタイヤとクルマのセット調整をしながら14周ほど確認走行をしていった。赤旗中断のあとにハード系のタイヤを装着して比較。

 続いて21周目から中山が走行し、ヘイキが確認をした2種類のユーズドタイヤを装着してクルマとタイヤの確認をおこなった。26周目からは中山がハード系のタイヤでアタックシミュレーションを実施。この混走セッションは最後の走行で中山がマークした1分50秒285の11番手に。

 10分間のGT500単独走行では、再び中山がアタックシミュレーションを実施し1分47秒490の4番手タイムをマーク。公式練習ではトータル37周の走行で4番手とまずまずの速さをみせた。サーキットサファリでは決勝状態でのクルマのチェックをおこない、ピット作業の練習をあいだにいれながら8周走行してQ1への準備を終えた。

DENSO KOBELCO SARD LC500(ヘイキ・コバライネン/中山雄一)
DENSO KOBELCO SARD LC500(ヘイキ・コバライネン/中山雄一)


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