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スーパーGT ニュース

投稿日: 2019.08.06 12:40
更新日: 2019.08.06 12:44

LEXUS GAZOO Racing 2019スーパーGT第5戦富士 レースレポート

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スーパーGT | LEXUS GAZOO Racing 2019スーパーGT第5戦富士 レースレポート

 今大会は4回のドライバー交代を伴うピットストップが義務づけられており、均等に割れば1スティントは約35周と予想されましたが、予想よりもはるかに早い25周目に、3位走行中の19号車が先陣を切ってピットイン。給油とタイヤ交換を行いましたが、ドライバーは坪井のままコースへ復帰。

 その後、30周目あたりからほかの車両も次々にピットへ向かい、全車が1回目のピットを終えた時点で、19号車は首位に立ちました。

 首位争いを展開した19号車は、55周目に2度目のピットイン。坪井から国本へとドライバーチェンジし、14位へと後退。その後、69周目に3位を走行していた38号車がピットへ向かい、石浦から立川へ交代。

 しかし、コースへ復帰した38号車は、ホイールナットが脱落するトラブルに見舞われ、トヨペット100Rコーナーでタイヤバリアに激しくクラッシュ。立川は無事でしたが、38号車は早くも戦線離脱を余儀なくされることとなってしまいました。

 クラッシュ直後はセーフティカーは出されていなかったため、ここで多くの車両が2度目のピットイン。コースに残った37号車が首位に立ちました。しかし、74周目にセーフティカーが導入。セーフティカーラン中はピットインできないため、37号車と3位の19号車はピットインのためのマージンを失うこととなってしまいました

 79周目にセーフティカーが退出しレース再開。再び密集した車両による激しいバトルとなり、接触やコースオフが多発する荒れた展開に。接触を喫した39号車も車両にダメージを負い、レースを終えることとなりました。

 37号車がピットへ向かい、LEXUS勢では中嶋一貴の駆る36号車が2位、山下の駆る6号車が3位で続き、首位の車両との差をじりじりと削っていきました。

 102周目、周回遅れのGT300クラス車両が密集するなかをかいくぐって更に首位との差を詰めようとした36号車でしたが、GT300クラス車両と激しく接触。36号車は左前サスペンションを破損し、痛恨のリタイアとなってしまいました。

GT300クラスと接触し、リタイアとなったau TOM'S LC500(中嶋一貴/関口雄飛)
GT300クラスと接触し、リタイアとなったau TOM’S LC500(中嶋一貴/関口雄飛)

 107周目、ストレート上でトラブルにより停まった車両から出火。ほぼ同時に6号車がピットへ向かい、その直後にセーフティカーが導入されました。

 113周目、この日2度目のセーフティカーランからの再スタートが切られると、唯一3回目のピットを終えている6号車に対し、前にいる4台はすぐにピットイン。これで大嶋の駆る6号車は、2位に1分以上の大差をつけての首位に浮上しました。

 また、1度目のセーフティカー導入の不運なタイミングで順位を落としていた37号車は、この2度目のセーフティカーでライバルとの差を詰めることに成功。37号車は68kgという重いウエイトハンデにもかかわらず、次々に前車をパスし順位を上げていきました。

 140周目前後から各車最後のピットイン。6号車は山下へとドライバーチェンジ。ライバルよりもやや早めにピットインしていた37号車は、全車がピットを終えた時点で4位へと浮上しました。


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