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スーパーGT ニュース

投稿日: 2016.11.18 12:30

LEXUS TEAM WedsSport BANDOH スーパーGT第3戦/第8戦もてぎ レースレポート

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スーパーGT | LEXUS TEAM WedsSport BANDOH スーパーGT第3戦/第8戦もてぎ レースレポート

■決勝 11月13日(日)3位

□決勝 天候:晴れ|コース:ドライ|気温/路面温度 開始:22度/27度>中盤:21度/28度>終盤:21度/26度

 午前中に引き続き快晴で迎えた最終戦の決勝レースは、13時30分から警察のパトカーと白バイの先導によるパレードラップから始まった。この1戦でシリーズタイトルが決まるとあって各陣営、背水の陣で挑む。

 19号車WedsSport ADVAN RC Fのスタートドライバーは関口選手。パレードラップからフォーメーションラップへ移行し、モンスターマシンが最終コーナーから姿を現し、レッドシグナルからグリーンシグナルが点灯されるとその瞬間、一気にエンジンサウンドが響きわたり最終戦の幕が上がった。

 セカンドグリッドからスタートした関口選手は、2ラップ目に12号車に先行を許すが、6ラップ目からは300クラスが絡み出し、11ラップ目には12号車を攻略し4位へ、そして、12ラップ目にも37号車を交わし3位へ19号車WedsSport ADVAN RC Fを導く。

 15ラップを数えたころにはブリヂストンユーザーはタイムが落ち始めるが、ヨコハマユーザーの19号車WedsSport ADVAN RC Fだけは1分42秒台をキープしパフォーマンスの高さを発揮しながらレースを展開。

 そして昨日と同じように20ラップを過ぎたころにはピットラッシュが始まる。後半を担当する国本選手も戦闘態勢を整え待機する。そして23ラップ目に19号車WedsSport ADVAN RC Fが滑り込むようにピットイン。素早いピット作業でタイヤを交換し給油を済ませ、国本選手にバトンが渡された。

 ピットアウトした時点で6位にポジションを構えるが、トップ38号車、1号車、46号車はピットに入っておらず、最後の最後、36ラップ目にピットインをした46号車がコースに復帰したときには、19号車の後ろの4番手に。

 そして、レースが落ち着きを取り戻した39ラップ目の図式は、39号車を先頭に6号車、19号車、37号車とLEXUS勢がトップ4を占める展開に。レース終盤は39号車と6号車のトップ争いがテールトゥーノーズの攻防戦となり、それを追う19号車WedsSport ADVAN RC Fも全力で前車に詰め寄る走りでレースを展開し、44ラップ目には8秒あったギャップを徐々に縮め6秒後ろまで詰め寄るが3位で最終戦のチェッカーを受けた。
 最終戦に表彰台を獲得し、シリーズランキングも1つ上がり4位へ浮上。連続獲得ポイントも18戦に伸ばし2016年のレースシリーズに幕を閉じた。

 最後の最後まであきらめないレース展開を見せた国本選手のパフォーマンスの高さと、関口選手のアグレッシブな走りが光る最終戦となった。


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