12月8〜12日にインターコンチネンタルGTカップの一戦として開催されるモチュール・セパン12時間について、SROモータースポーツ・グループはエントリーリストを発表した。GT3カテゴリーは13台が参戦する。
このセパン12時間は、バサースト12時間、スパ24時間等とともに『インターコンチネンタルGTカップ』の一戦として開催される。もともとマレーシアの独立記念日のレースとして開催されていた『メルデカ・ミレニアム』から発展し、SROのプロモートのもと12月に時期を移し開催される。
今季のレースに向けては、昨年の段階でSROとGTアソシエイションの合意のもと、スーパーGT300クラスに参戦する車両の出場も可能となっており、2016年のレースはどんなエントリーが集まるのか注目とされていた。
21日、SROから発表されたエントリーには、26台が記載された。GT3カーは13台で、メーカーが深く関与するチームとしてはアウディスポーツ・チーム・フェニックス、ポルシェ・チーム・マンタイが挙げられる。ドライバー面でもファクトリードライバーが乗り込む予定で、戦力は十分だろう。
一方。スーパーGT300クラスのからは2チームが参戦することになった。ひとつは、aprのトヨタ・プリウスGT。日本では30号車として走っていたマシンで、SGTでレギュラーだった永井宏明と佐々木孝太、そして31号車の嵯峨宏紀が加わる。ついにJAF-GT車両がヨーロッパのチームと戦うシーンが見られそう。なお、今回は『GT3』カテゴリー内に組み込まれている。
また、JLOCのランボルギーニ・ウラカンGT3も登場することになった。88号車の織戸学と平峰一貴に加え、ランボルギーニのファクトリードライバーで、今季はDIRECTION 108 HURACANをドライブしていたエイドリアン・ザウグが加わる。