トヨタ自動車は2月2日、東京・お台場のMEGA WEBで『2017 TOYOTA GAZOO Racing プレスカンファレンス』を開催し、トヨタ/レクサスの17年モータースポーツ活動について発表したが、これにあわせてスーパーGT500クラスに参戦するトムスは、36号車/37号車の体制について発表した。
スーパーGT屈指の強豪であるトムスは、2017年もGT500クラスに2台のレクサスLC500をエントリーすることになった。36号車は『LEXUS TEAM au TOM’S』というチーム名となり、2016年に続いて通信大手のKDDIがauブランドでサポート。車名はau TOM’S LC500となる。
ドライバーには、ひさびさのスーパーGT参戦となる中嶋一貴が加入。16年まで37号車をドライブしていたジェームス・ロシターとコンビを組むことになった。一方、36号車をドライブしていた伊藤大輔は新たに監督という立場に就任。一貴がWECに出場する第2戦のみコクピットに戻る。
一方、37号車は『LEXUS TEAM KeePer TOM’S』というチーム名で、レッドブルアスリートとなった平川亮と、ニック・キャシディという合計年齢43歳という若いコンビがドライブすることになった。また、チームはカーコーティングのKeePerのサポートに加え、2月1日に予告があったとおりエナジードリンクの世界的ブランド、レッドブルのサポートを受けることになった。車名はKeePer TOM’S LC500となっている。
チームでは「KeePerのカーコーティングが実現するキレイなマシン、レッドブルエナジードリンクから『翼をさずかった』ことによりさらに強力になり、念願のシリーズチャンピオン獲得に向け大きくはばたきます」としている。
カラーリングはまだ発表されていないが、新たな体制となった両車の活躍とともに大いに気になるところだ。
LEXUS TEAM au TOM’S 参戦体制
カーナンバー:36
ドライバー:中嶋一貴/ジェームス・ロシター
監督:伊藤大輔
車両名称:au TOM’S LC500
LEXUS TEAM KeePer TOM’S 参戦体制
カーナンバー:37
ドライバー:平川亮/ニック・キャシディ
監督:関谷正徳
車両名称:KeePer TOM’S LC500