11台が参加したマレーシア・セパンサーキットでのミシュラン主催のスーパーGTタイヤテストは2月5日、走行2日目午前/午後のセッションが行われ、36号車レクサスLC500がベストタイムをマークした。
この日も晴れ渡ったテスト2日目のセパン。午後にレクサスLC500の開発車である093号車をドライブする関口雄飛と国本雄資も、朝にはサーキットに姿を見せた。
■午前は36号車が1分49秒台へ
セッション開始直前のピットロード出口にはカーボンブラックのマシンが連なり、緊張感のある光景が見られた。午前9時になると、230号車ニッサンGT-R、35号車トヨタ86 MC以外の9台が一斉にコースインし、ピットイン/アウトを繰り返しながら、周回を重ねていく。35号車86 MCはその後ピットを離れ、テストに入っていった。なお、この35号車にはマザーシャシーの86をよく知る中山友貴もドライバーとして加わっている。
相変わらずタイヤメーカーのピットにはニュータイヤが山のように積まれ、車両によってはタイヤ前後にセンサー/カメラ類を装着して走行を繰り返すなど、テストらしい雰囲気のなか、セッションは進んでいく。
午前のセッションでは、結局230号車GT-Rはコースに姿を見せなかった。どうやら大きなトラブルというわけではなく、温存的な意味合いもあっての未走行だった模様。セッション途中には35号車がストップも走行は継続されていたが、5分延長されて12時05分終了予定となった。だたセッション終了直前に64号車ホンダNSX-GTがコース上にストップし、ここで赤旗終了となった。
2日目午前のベストタイムは初日午前に続いて36号車LC500が1分49秒858をマーク。1分49秒台に入れた。これに2台のニッサンGT-Rが続いている。