3月14日、スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは、3月25~26日に富士スピードウェイで開催される第2回公式テストのエントリーリストを発表した。
いよいよ開幕まで1カ月を切った2017年のスーパーGT。富士での合同テストは3月18~19日に岡山国際サーキットで行われるテストに続いて、2週連続の開催となる。
このテストは開幕に向けてはもちろん、5月に行われる第2戦富士に向けても貴重な走行チャンスとなる。
そんな第2回合同テストには、GT500クラスが15台、GT300クラスが29台、合計で44台が参加する。GT500では、年間エントリーを行っている全車がエントリー。
注目なのはau TOM’S LC500の中嶋一貴、WedsSport ADVAN LC500の国本雄資が不参加となっていること。
一貴はすでにWEC第2戦スパへの参戦のため、スーパーGT第2戦富士への欠場が決まっているが、国本が同じ日程でテストを欠場するのは気になるところ。
au LC500には、当初予定どおり今年チーム監督に就任した伊藤大輔がエントリー。伊藤が今季のスーパーGTに参戦するのは第2戦富士のみとアナウンスされており、今回の合同テストは伊藤にとって貴重な走行時間。また、ファンにとっても貴重なシーンとなりそうだ。
一方のWedsSport LC500には、GT300のVivaC 86 MCでレギュラーを務める山下健太が名を連ねた。山下はオフシーズン中、すでにWedsSport LC500をドライブしており、今後レクサス陣営のWECとの兼ね合いがどうなるのか注目だろう。