今年のセルモ・インギングは実は大きな変化を迎えることになった。目に見える陣容こそ変化は大きくはないが、ドライバーの石浦宏明がチームの取締役に就任し、立川祐路がスーパーGTで総監督となり、スーパーフォーミュラとともに現場を取りまとめる役を担うことになったのだ。
このシーズンオフ、ニッサンの本山哲がGT500クラスからの引退を発表し、ホンダでは小暮卓史がGT500のラインアップから派すれることになった。長年、コース上でしのぎを削ったライバルでもあるふたりの発表をどのように受け止めたのか。立川に聞いた。