ルノーのダニエル・リカルドは、第9戦オーストリアGPでのパフォーマンスが惨憺たるものだったことが、“先頭集団へ戻る”ためのモチベーションに火をつけるターニングポイントになったと考えている。
リカルドはオーストリアGPの予選で振るわず、それ以前のレースにおけるトップ10フィニッシュもたった3回のみ。オーストリアGPの決勝レースでもほとんどの時間でポイント圏外を走行しており、運を好転させる希望もほぼない状況だった。パフォーマンスは低調で、最終的にチームメイトのニコ・ヒュルケンベルグのひとつ上の12位でフィニッシュした。