2001年までの世界GP(WGP/World Grand Prix)の略称で行われていたロードレース世界選手権。2002年から最高峰のバイクが4ストローク990ccとなり、シリーズの名称もMotoGPへと変更された。しかし、MotoGP初年度は2ストローク500ccマシンと4ストローク990ccマシンが混走する状況でのスタートとなった。2002年から2019年までの『MotoGPの軌跡』を連載形式で振り返っていく。
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2019年シーズン、19戦中12勝、2位6回と、転倒リタイアに終わったアメリカズGPの1戦を除く18戦で表彰台に立つ活躍を見せたマルク・マルケス(ホンダ)がMotoGPクラスでは4年連続、通算6回目(全クラス通算8回目)のタイトルを獲得した。