2020年F1イタリアGP決勝で、メルセデスのルイス・ハミルトンは7位だった。
ポールポジションから順調に走行し、2番手のカルロス・サインツJr.(マクラーレン)に16秒の差をつけて独走していたが、ケビン・マグヌッセン(ハース)がトラブルでマシンをコース脇に停め、セーフティカーが出動した際にミスが起きた。メルセデスがハミルトンのタイヤ交換を行うことを決め、ハミルトンがピットに飛び込んだ時には、マーシャルが安全に作業ができるようピットレーン閉鎖の指示が出ていたのだ。ハミルトンはコース上のパネルに示されたピットレーン閉鎖のサインに気付かないままピットに入ってしまったため、10秒のストップ&ゴーペナルティを受けた。