今回の第9戦トスカーナGP決勝レースでは、セーフティカー明けの再スタートで多重クラッシュが発生した。レース後に行われたトップ3によるFIA会見では、リスタートについての見解を問われた。
再スタートの際の先頭を走行していたバルテリ・ボッタス(メルセデス)は次のように意見を述べた。
「再スタートの際、他車をオーバーテイクできるのは、コントロールラインを過ぎてからだ。つまり、それがレース再開の合図だ。それはここ数年変わっていない。今年変わったのは、セーフティカーの(再スタートを知らせる)ライトの消灯がとても遅くなったこと。ライトが消灯されたら、先頭を走行する者にペースを決める権利があり、僕はそれを最大限利用した。だから、僕は事故の責任が自分にあるとは思っていない」