マクラーレンF1チームによると、第11戦アイフェルGPでランド・ノリスをリタイアに追い込んだエンジントラブルは、スパ・フランコルシャンで行われた第7戦ベルギーGPでカルロス・サインツJr.が見舞われた問題と同じものであるという。
ノリスはアイフェルGPの決勝で順調に走行しており、突如パワーを失ったと報告した時には3番手につけていた。マクラーレンのピットウォールはノリスに対し、“デフォルト03”コマンドを実行してエンジンの保護モードを終了するように促したが、彼が必死に操作を繰り返しても残念ながら効果は得られなかった。後にノリスは、何度もボタンを押したために手が痙攣したと冗談めかして語っていた。