プジョーは12月14日、WEC世界耐久選手権でのスポーツカーレース復帰に向けて開発を行っているLMHル・マン・ハイパーカーについて、その核となるハイブリッドパワートレインの技術的詳細を明らかにした。
2022年のWECで登場することが予定されているプジョーのハイパーカーは、排気量2.6リットルのツインターボV6エンジンと、フロントに搭載された200kWの電動モーターによって駆動される。『プジョー・ハイブリッド4(HYBRID4)500kW』と呼ばれるこのシステムは、プジョー・スポールと同社のLMHプログラムのメインテクニカルパートナーであるトタル、さらに900Vバッテリーを供給するフランスの産業用電池メーカー、サフトが共同で開発したものだ。