2020年シーズンにMotoGPクラスのライダーズ・チームタイトルを制したスズキ。MotoGPクラスでは2012年から2014年までの参戦中断期間がありながら、その間にGSX-RRを開発し、MotoGPクラス復帰6シーズン目で見事にチャンピオンに輝いた。
GSX-RRは非常にバランスのよいマシンに仕上げられており、開発初期からのマシンコンセプトが正しかったことを証明した。2020年はシーズン序盤こそ思うような結果が残らなかったが、中盤以降はコンスタントに表彰台争いに加わり、ふたりのライダーで2勝、通算11回の表彰台に立つ好成績を収めた。