ダイムラーの元取締役ユルゲン・フベルト氏が、1月12日、81歳で死去したことが明らかになった。
1965年にメカニカルエンジニアとしてダイムラーに加入したフベルトは、さまざまな役職を経て、1987年には取締役に就任した。1990年代序盤から自動車事業の責任者となり、メルセデス・ベンツAクラス、Mクラス、CLK、スマートといったモデルのプロジェクトを率いた。フベルトはまた、メルセデスが1955年以来遠ざかっていたモータースポーツ活動を再開するうえで大きな役割を果たした。メルセデスは1980年終盤からDTM、スポーツカーレース、1990年代半ばにはF1活動を開始した。