3月24日に、東京ビッグサイトで開幕した『第44回東京モーターサイクルショー』で、7月27~30日に開催される『FIM世界耐久選手権最終戦 “コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第40回大会』の開催概要発表会が行われた。
2017年からFIM世界耐久選手権(EWC)の最終戦として開催される鈴鹿8耐。1978年に第1回大会が行われ今年で40回目の節目を迎え、冠スポンサーも11年ぶりに『コカ・コーラ』が務めることになった。
発表会では株式会社モビリティランドの山下晋取締役社長が登壇し「鈴鹿8耐は今年で40回目の大会を迎えます。これも8耐を愛し、支えてくださったメディアの皆様、レース関係の皆様、二輪ファンの皆様のおかげと大変感謝しております」と挨拶。
また山下社長は、より多くの若者に鈴鹿8耐とバイクの魅力に触れてほしいと新たな取り組みを発表。昨年実施した18歳から22歳までの割引キャンペーン『ヤング割0円! キャンペーン』の対象を18歳から16歳に拡大する。
また、新たな取り組みとして音楽イベント『8フェス』の開催を発表。土曜日から日曜日まで多数のアーティストがライブパフォーマンスを繰り広げ、レースの合間に音楽を楽しめる、新しい観戦スタイルを提供するという。出演アーティストに関しては決定次第発表するとのこと。
山下社長の挨拶のあとは、冠スポンサーを務める日本コカ・コーラ株式会社のチーフマーケティングオフィサー、カリル・ヨウンス氏が登壇。冠スポンサーとして鈴鹿8耐を盛り上げることを約束するとともに、鈴鹿8耐40回記念大会限定のコカ・コーラスリムボトルを6月19日から鈴鹿サーキットで発売すると発表した。
その後、モータースポーツアナウンサーのピエール北川氏が登場し、現在決定している鈴鹿8耐のイベントを発表。1978年の鈴鹿8耐第1回大会で優勝したヨシムラのライダー、ウェス・クーリーの来場や、第1回大会から昨年までの出場車両をほぼ全て集める大規模な展示イベント『8耐ヒストリー“メガ”ミュージアム』の開催を発表した。
そのほかのイベントに関しては決定次第発表するとのことだ。果たしてどのような展開を行っていくのか。40回記念大会の鈴鹿8耐が今から楽しみだ。