雨によるコースコンディション不良のためスケジュールが大幅に遅れていたMotoGP第1戦カタールGPの3日目のセッションだが、コース状況が好転せず、すべてのセッションがキャンセルとなった。
MotoGP開幕戦カタールGP予選日のスケジュール変更により現地時間18時00分から18時20分まで実施予定だったMotoGPクラスの追加フリープラクティスが路面コンディションが回復せず、キャンセルとなった。
現地では2日目のセッション終了後の深夜に雨が降り始め、3日目の午後の段階では路面はウエットのままで、デイレースで行なわれる予定だったイデミツ・アジア・タレントカップのレース1もキャンセルとなっている。
その後、オフィシャルによる路面コンディションの回復作業と共にスケジュールの変更が発表された。レースディレクションは現地時間18時45分（24時45分）に新コースインスペクションを実施することを発表した。
排水作業も進み、レースディレクションはコース状況次第でMotoGPクラスのフリー走行4回目からスタートすることを発表。フリー走行4回目は現地時間の20時30分（26時30分）からスタートする予定だった。
しかし、コース状況は好転せず、この日予定されていたMoto3クラスとMoto2クラスの予選、MotoGPクラスのフリー走行4回目、予選Q1、予選Q2の全セッションがキャンセルされることになった。
これにより、明日行われる決勝レースのグリッドは各クラスのフリー走行総合結果をベースとすることが発表されている。
