ホルヘ・ロレンソはドゥカティ・チームでの厳しい状況の中、アルゼンチンGPの1周目でリタイアしたことは“受け入れがたい”と認めた。
ロレンソはドゥカティでのデビュー戦となるカタールGPを11位と下位で終えた。第2戦アルゼンチンGPは16番手からスタートしたが、スズキのアンドレア・イアンノーネの後輪に接触して転倒。第1コーナーまでしかたどり着くことができなかった。
ロレンソは第1コーナーに向かって走行中いくつか順位を上げ、アウト側からイン側に向かったが、同時に視界に入っていなかったイアンノーネも先頭に向かっているところだった。
サーキット外でロレンソがコメントしたことによれば、ロリス・バズを巻き込まないことだけが唯一良かったことだったという。そして彼はドゥカティのデスモセディチGPを学び続けることに注力していくと語った。
「ひどい転倒だった」とロレンソはレース後、次のように振り返った。
「ずんぶん昔、たしか2009年のオーストラリアGPで最初のコーナーまで行けなかったことがある。とても残念だ」
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