鈴鹿サーキットは、4月22~23日に開催する全日本ロードレース第2戦鈴鹿のエントリーリストを発表した。
第2戦鈴鹿で開幕を迎える国内トップクラスのJSB1000。2016年シーズンは、ヤマハの中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)が5連覇を達成し、通算7度目のチャンピオンを獲得した。
2017年シーズンは王者の中須賀を止めるべく、ホンダとスズキが新型マシンを投入。その他、強豪チームのライダーラインアップ一新や、タイヤサイズが16.5インチから17インチに変わるなど、例年以上に大きな変化が起こっている。
3月に行われた鈴鹿での合同テストでは、ホンダの新型と旧型のハイブリッドマシンで走行した高橋巧(MuSASHi RT HARC-PRO.Honda)がトップタイムの2分6秒652を記録。スズキの新型GSX-R1000を走らせた津田拓也(ヨシムラスズキMOTUL)が2分6秒746で2番手、王者の中須賀が2分6秒811で3番手と、トップ3が2分6秒台をマークした。
テストの結果から、新型CBR1000RRと新型GSX-R1000が高いパフォーマンスを持っていることは確かだろう。JSB1000の初戦はヤマハ、ホンダ、スズキ、カワサキの4メーカーによる僅差の戦いとなりそうだ。
今回の鈴鹿も200kmのセミ耐久レースとなっており、7月に開催される鈴鹿8時間耐久ロードレースの前哨戦としての意味合いも強い。そのため、エントリー台数も多く、今年は69台がエントリーし、その中でライダー2名のコンビでエントリーしているのは25台ある。
エントリーリストで注目なのがモリワキMOTULレーシングだ。モリワキは1台体制で今回の鈴鹿戦にエントリーし、高橋裕紀、清成龍一のタッグで200kmのセミ耐久に挑む。
全日本ロードレース第2戦鈴鹿はJSB1000クラスの1クラスのみ開催となり、スーパーフォーミュラとの併催で4月22日から鈴鹿サーキットで行われる。
以下、全日本ロードレース第2戦鈴鹿JSB1000エントリーリスト。