ホンダ、『CRF450R』を含む競技専用車の4車種を仕様変更。8月29日から発売

　ホンダはモトクロス競技専用車『CRF450R』『CRF250R』とエンデューロ競技専用車『CRF450RX』『CRF250RX』の仕様を変更したモデルを8月29日（木）から発売する。4車種とも、シュラウド形状及びグラフィックデザインとサイドカバーの形状が変更となり、フロントフェンダーにHondaウイングマークが採用された。

　共通の変更として、メインフレームの70％を新設計、リヤフレームとの締結部の構造を見直すなど剛性バランスが図られた。前後サスペンションはアウターチューブの剛性と内部構造が見直され、リヤはリンク機構のセッティングも変更されている。

　エンジンは、吸排気経路の構造を最適化が施され、フロントブレーキには、ピストンを変更するとともにピストンシール／ダストシール溝を見直すことで、高温時の剛性変化減少を実現した新設計のブレーキキャリパーが採用された。

　また、CRF250R／CRF250RXでは、すでにCRF450R／CRF450RXで採用されている、3段階のレベル選択が可能なHondaセレクタブルトルクコントロールを新たに採用。路面状況の変化によるリヤタイヤ空転を抑制、効率の良い動力伝達に貢献している。

　ボディカラーは、全車種共通でエクストリームレッドのみ。メーカー希望小売価格は、『CRF450R』は105万6000円（税込）、『CRF450RX』は107万8000円（税込）、『CRF250R』は86万9000円（税込）、『CRF250RX』は88万5500円（税込）となっている。CRFシリーズの4車種は、Honda二輪車正規取扱店にて8月29日（木）から発売となる。

　各車両の詳細については公式ページ（https://www.honda.co.jp/CRF/）を確認してほしい。

■ホンダ『CRFシリーズ』4機種 メーカー希望小売価格一覧