MotoGP第3戦アメリカGPの開幕前に、ドゥカティ・チームのホルへ・ロレンソとアンドレア・ドビジオーゾが意気込みを語った。
■ロレンソ「COTAで悪い流れを断ち切れる」
開幕戦カタールでは序盤にコースオフし、追い上げたものの11位、第2戦アルゼンチンではスタート直後に前を行くアンドレア・イアンノーネに接触して転倒リタイアに終わったホルヘ・ロレンソ。今年からドゥカティに移籍したロレンソは、マシンの乗り換えに苦労しており、まだ明るい兆候は見えない。
ドゥカティにとってサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)は相性のいいコースであり、ロレンソにとってシーズン序盤の重要な一戦となる。
ロレンソにとってCOTAは優勝こそないものの、ヤマハ時代は得意としたコース。2013年には3位、2014年はジャンプスタートのペナルティにより10位に終わったが、2015年に4位、2016年に2位に入賞している。
「カタールでは上位のクラッシュで11位になれたのは幸運だったが、アルゼンチンではレースをすることなく終わってしまった」とロレンソ。
「結果については言い訳はしない。満足する結果ではなかったし、改善する方法を見つけたと思っているが、ドライコンディションでそれを実証することができずにいる」
「オースティンは美しいコースで、まだ勝ったことはないが、ドゥカティはここ3年間表彰台に立っている。チームはポジティブだし、全力で取り組んでいる。これまでの悪い流れを断ち切ることができると確信しているよ」
■ドビジオーゾ「COTAではいつもうまくやれていた」
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