FIM世界耐久選手権(EWC)第2戦ル・マン24時間耐久ロードレースで2位表彰台を獲得したヤマハの野左根航汰が、先週末のレースを振り返るとともに、明日4月22日に開幕を控えたJSB1000クラスの初戦、全日本ロードレース第2戦鈴鹿への意気込みを語った。
野左根は2017年シーズン、JSB1000クラスに参戦するとともに、EWC第2戦からYART・ヤマハのレギュラーライダーとして世界選手権にも参戦。先週末、フランスのル・マンで行われたEWC第2戦ル・マン24時間耐久では、ブロック・パークス、マービン・フリッツとともにレースを戦い、2位表彰台を獲得した。
ル・マンの地で表彰台に登った野左根だが、その時の心境を「悔しい気持ちの方が9割でした」と語り、次のように続けた。
「24時間の長いレースは初めてだったので本当に疲れましたが、いい経験にもなりました」
「序盤は自分のチームがレースをリードしていましたが、2位(GMT94ヤマハ)との差がほとんどありませんでした。レース中はずっと追われていたので精神的にも結構厳しかったです」
「自分も(GMT94ヤマハと)直接対決しましたが、抜かれてしまい差をつけられてしまいました。それも敗因に繋がってしまったかと」
自分への評価を厳しく語る野左根だが、一方でレースで得られたものも多きかったという。
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