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MotoGP ニュース

投稿日: 2017.04.24 07:31
更新日: 2017.04.24 07:37

MotoGP第3戦アメリカGP Moto2決勝:中上、今季2度目の表彰台。モルビデリが加藤大治郎以来の記録達成

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MotoGP | MotoGP第3戦アメリカGP Moto2決勝:中上、今季2度目の表彰台。モルビデリが加藤大治郎以来の記録達成

 MotoGP第3戦アメリカGP、Moto2クラスは、アメリカのテキサス州にあるサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で決勝レースを行い、フランコ・モルビデリ(カレックス)が優勝した。

 Moto2クラスの決勝レースは気温21度、路面温度33度のドライコンディションで争われた。

 ポールポジションからスタートしたモルビデリはスタートからレースをリード。序盤はチームメイトのアレックス・マルケス(カレックス)がモルビデリを交わしてトップに立つなど接戦を展開するが、4周目の15コーナーでマルケスがラインを外し、モルビデリがトップを奪還する。

 さらに、マッティア・パシーニ(カレックス)、トーマス・ルティ(カレックス)の先行を許し、マルケスは4番手に後退。

 6周目にはルティがパシーニを交わして2番手に浮上。マルケスもパシーニを交わして3番手に浮上する。中上貴晶(カレックス)はこの時点で5番手につけていたが、7周目の1コーナーでパシーニが転倒、中上が4番手となり、マルケスを追う。

 6周目にファステストラップを更新していたモルビデリは2番手のルティとの差を広げ、さらに7周目には新ラップレコードとなる2分09秒948を記録してリードを広げる。

 その後、中盤にいったんルティがモルビデリとの差を縮めるが、モルビデリは再びリードを広げて単独トップをキープ。そのまま開幕3連勝を達成した。

 Moto2クラスでの開幕3連勝は初、250ccクラスを含めた中間排気量クラスでの開幕3連勝は2001年の加藤大治郎以来の記録となる。

 2秒633差の2位にルティが続き、今シーズン2回目の表彰台を獲得。中上はマルケスと3番手争いを展開、13周目の12コーナーで前に出ると、マルケスとの差を広げて今シーズン2度目となる3位表彰台を獲得した。

 マルケスは4位でゴール。5位にドミニク・エガター(スーター)、6位にミゲール・オリベイラ(KTM)、7位にシモーネ・コルシ(スピードアップ)、8位にマーセル・シュローター(スーター)、9位にチャビ・ビエルヘ(テック3)、10位にルカ・マリーニ(カレックス)の順で続き、長島 哲太(カレックス)は19位でチェッカーを受けた。


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