アンドレア・ドビジオーゾは、ドゥカティはMotoGPマシンをどう改善していくか長期的に考え始めた方がいいと述べ、チームが完全に競争力を備えるのは来年になるかもしれないと考えている。
開幕戦カタールGPでドビジオーゾはマーベリック・ビニャーレスに迫り2位を獲得、ドゥカティにとって幸先のいいシーズン開始となったが、第2戦アルゼンチンGPでは彼もチームメイトのホルヘ・ロレンソもクラッシュを喫してポイントを獲得することはできなかった。
ドビジオーゾは先週末の第3戦アメリカGPを首位マルク・マルケスから14秒遅れの6位でフィニッシュ。ロレンソは今シーズンこれまでで最高順位の9位につけたが、レース終盤でタイヤのグレーニングに悩まされ時間をロスした。
ドゥカティは移籍してきたロレンソとともに、レース優勝とタイトル争いの常連チームとなる野望を持って2017年シーズンに臨んだが、ドビジオーゾはチームはその代わりに将来のことをより深く考えるべきだと思っている。
「今起きている状況はあまり良くない」とドビジオーゾ。
「昨年よりも(上位に)近づいているのはわかるが、今の時点で自分たちが望むレベルの競争力をもっていない」
1 2
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています