2月5日、2025年シーズンのMotoGPクラスのおけるマレーシア公式テスト1日目がセパン・インターナショナル・サーキットで行われたが、ホルヘ・マルティン(アプリリア・レーシング)は序盤で転倒を喫して怪我を負ったため、手術のため2日目以降は不参加となることが明かされた。
2024年王者のマルティンはドゥカティからアプリリアに移籍しており、今年としてはMotoGPマシンを初めて駆った。5周目には2分01秒321を記録してこの日彼のベストタイムとなったが、13周目に1コーナーで転倒。2度目の走行では早速2コーナーでハイサイド転倒を喫してしまい、大きなクラッシュとなった。
マルティンはサーキットのメディカルセンターに搬送され、その後、さらなる検査のためにニライのアウレリウス病院に向かった。検査の結果、右手の第5中手骨頭の骨折と左足の第3、第4、第5中足骨の骨折と診断された。彼は一晩病院に入院し、翌6日にヨーロッパに戻り、右手と左足の手術を受ける予定のため不参加となる。
2日目以降はロレンツォ・サバドーリが代役でアプリリアRS-GP25の開発を続けることになる。