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MotoGP ニュース

投稿日: 2017.05.10 15:24
更新日: 2017.05.10 18:59

MotoGP:スペイン選手権より遅いことに「信じられない」とアプリリアのエスパルガロ

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MotoGP | MotoGP:スペイン選手権より遅いことに「信じられない」とアプリリアのエスパルガロ

 アプリリアのアレイシ・エスパルガロは、第4戦スペインGPでのレースペースが信じられないほど遅くなったのは、ミシュランのフロントタイヤに「大きな改善が必要」である証拠だと語った。

 ミシュランは2016年にMotoGPの公式タイヤサプライヤーに復帰し、2015年末のテストではフロントタイヤの不具合で転倒するライダーが続出したが、2016年シーズン開始までには改善を施した。

 その代わりに昨シーズンのこの時期にはリヤタイヤのトラブルが続発、アルゼンチンGPフリー走行時にスコット・レディングのリヤタイヤがバーストしてマシンが損傷を受けるなど、安全性が犠牲にされている状況だった。

 その後、1年にわたる開発の末、先週日曜日にダニ・ペドロサが出したレースタイムは45分26秒827。バレンティーノ・ロッシが昨シーズンに同様のコンディション下で出したタイムより2秒速かったが、2015年に涼しいコンディションの下、ホルヘ・ロレンソがブリヂストンタイヤで出した記録には29秒581及ばないものだった。

 エスパルガロは、9位につけた地味なレースでは、転倒しないように「ハラハラし通しだった」と語り、新品同様の右膝のスライダーを例にとって、いかにほとんどプッシュできなかったかを示した。

 コース路面のグリップのなさと、高い気温が問題を悪化させたのではないかと質問されたエスパルガロは、フロントタイヤが大きな要因だと語った。

「僕たちはMoto2や公道を走っているバイクより遅かったんだ」とエスパルガロ。


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