ドゥカティ・チームのホルヘ・ロレンソは、MotoGP第4戦スペインGPで移籍後初の表彰台を獲得したことにより、ドゥカティのマシンに順応できないとしていた評論家たちの批判を控えるだろうと考えている。
ロレンソは9年間所属したヤマハから2017年にドゥカティに移籍し、開幕3戦終了時点でアメリカGPでの9位が最高位という成績だった。
だがスペインGPで3位に入ったロレンソは、チームがへレス・サーキットで表彰台に上がれたのは2011年以来、久々のことだとしている。
ロレンソのライディングフォームは、これまで多くの人に論評されてきた。元GPライダーで現在はMotoGPのセーフティオフィサーを務めるロリス・カピロッシもそのひとりで、彼のフォームには「ワイルドさ」が足りていないと評していた。
進化したのはロレンソ自身かドゥカティかと聞かれ、ロレンソは次のように答えた。
「多くの要素が進化しているが、主な要素は僕が今のバイクを理解するために必要なだけの距離を走ったことだ。(なぜなら)このバイクは特殊だからね」
1 2