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MotoGP ニュース

投稿日: 2017.06.04 22:22
更新日: 2017.06.05 02:01

MotoGPイタリアGP決勝:ドビジオーゾが母国で優勝。ドゥカティに今季初勝利をもたらす

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MotoGP | MotoGPイタリアGP決勝:ドビジオーゾが母国で優勝。ドゥカティに今季初勝利をもたらす

 MotoGP第6戦イタリアGP、MotoGPクラスは、イタリアのムジェロサーキットで決勝レースを行ない、アンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)が優勝した。

 MotoGPクラスの決勝レースは気温25度、路面温度42度のドライコンディションで争われた。好スタートを切ったのはバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)。マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)が2番手で続くが、ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)が2周目に入ったストレートでビニャーレスを、1コーナーでロッシを交わしトップに浮上する。3人は序盤から激しくポジションを争い、ドビジオーゾがこれに加わる。

 この中からロレンソが序盤にトップ争いから後退。代わってダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)がトップ争いに加わり、ビニャーレス、ロッシ、ドビジオーゾ、ペトルッチの4人が後続をやや引き離してトップ争いを展開する。中盤までトップ争いをビニャーレスがリードするが、14周目のストレートでドビジオーゾがビニャーレスを交わしてトップに浮上する。さらに15周目の最終コーナーで、ラインがややふくらんだビニャーレスのインをついてペトルッチが2番手に浮上、ドゥカティがワンツー体制を築く。

 レース終盤になると、ドビジオーゾが2番手以下に約1秒のリードを築く。最終ラップにその差は約コンマ8秒に縮まったが、ドビジオーゾはリードを守って今シーズン初優勝、昨年のマレーシアGP以来となるMotoGPクラス通算3勝目をドゥカティのホームレースで記録した。また、ドビジオーゾの優勝で、Moto3クラス、Moto2クラス、MotoGPクラスと全クラスでホームレースのイタリア人ライダーが優勝を記録した。

アンドレア・ドビジオーゾ
アンドレア・ドビジオーゾ

 2番手争いは残り3周のホームストレートでペトルッチを交わしたビニャーレスが、そのままペトルッチの追撃を振り切ってゴール。ペトルッチが2015年のイギリスGP以来の表彰台となる3位に入賞した。ロッシは負傷を抱えながら、トップ争いに加わったが、4位でチェッカーを受けた。


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