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投稿日: 2017.06.11 19:09
更新日: 2017.06.11 19:58

ファイナルラップで衝撃の結末が。ヤマハ野左根がJSB初優勝/全日本ロード第4戦もてぎ決勝


MotoGP | ファイナルラップで衝撃の結末が。ヤマハ野左根がJSB初優勝/全日本ロード第4戦もてぎ決勝

 全日本ロードレース選手権第4戦、JSB1000クラスの決勝レースがツインリンクもてぎで行われ、野左根航汰(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)がJSB1000クラス初優勝を飾った。

 全日本第4戦もてぎの決勝日は朝から広がっていたうす雲が午後に向けて厚くなり、JSB1000クラスの決勝がスタートするころには風も吹いてきた。

 午後2時25分にスタート。ホールショットを奪ったのはポールシッターの中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)。オープニングラップから逃げにかかる中須賀の背後に迫ったのは4番手グリッドからスタートした清成龍一(MORIWAKI MOTUL RACING)。トップ2台はそのままの順位でオープニングラップを終える。以下、野左根航汰(YAMAHA FACTORY RACING TEAM #5)、津田拓也(ヨシムラスズキMOTUL)、高橋巧(MuSASHi RT HARC-PRO. Honda)、高橋裕紀(MORIWAKI MOTUL RACING)という順序で2周目に突入。

高橋巧(MuSASHi RT HARC-PRO. Honda)
高橋巧(MuSASHi RT HARC-PRO. Honda)

 3周目。中須賀が清成を突き放して独走体勢に移行。清成は野左根と熾烈な2位争いを開始する。

 翌周に野左根が清成を捕え、ヤマハファクトリーがワンツー走行を開始。清成はじわじわと後退していっていまう。同様に清成を捕えた高橋巧。中須賀、野左根、高橋巧のトップ3台はそれぞれが後続との距離を保ちながら淡々と周回を重ねる。

 最終ラップ。トップを快走していたかに見えた中須賀が周回遅れのマシンと接触して転倒。これで野左根が全日本JSBクラス初優勝。高橋巧が2位、津田が3位でフィニッシュ。中須賀はすぐにマシンを起こしてレース復帰。9位でゴールした。

 以下、決勝順位結果。


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