鈴鹿8時間耐久ロードレースは、スタートから3時間が経過した。レースをリードするのはヤマハ・ファクトリー・レーシング・チーム。それに続いていたMuSASHi RT HARC-PRO.ホンダだが、ヘアピンで転倒を喫し、順位を下げた。
トップ争いを展開するヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームはアレックス・ロウズからマイケル・ファン・デル・マークへ、MuSASHi RT HARC-PRO.ホンダはジャック・ミラーから中上貴晶へとライダー交代。中上は4秒前を走るファン・デル・マークを追いかける。
4番手のカワサキ・チームグリーンはレオン・ハスラムが2回目の走行を開始。3番手のF.C.C.TSRホンダは上位勢から3周遅れてピットイン。ドミニク・エガターが2回目の走行に出る。
スタートから2時間半を迎えようとするころ、10番手を走行していたモリワキMOTULレーシング清成龍一がS字で転倒。続いて今大会にEWCポイントリーダーとして乗り込んできたスズキ・エンデュランス・レーシング・チームの濱原颯道がスプーンカーブで転倒してしまう。
そして、14時10分。2番手を走行中だった中上の転倒シーンがモニターに映し出される。中上はヘアピンで転倒したようで、すぐにマシンを起こしてピットに向かった。短時間で修復を終えると。あっという間にレースへ復帰。しかし順位は4番手に落ちていた。
これでファン・デル・マークが2番手に1分半もの大差をつけてのトップ独走態勢が出来上がった。そのまま3時間が経過した。
3時間を経過した時点での順位は以下の通り。