チェコGP決勝の翌日、チェコのブルノサーキットでMotoGPクラスのオフィシャルテストが行なわれた。
今回のテストには、ドゥカティのインディペンデントチームであるプラマック・レーシング、アビンティア・レーシング、アスパー・チームを除く9チームが参加した。
またチーム・スズキ・エクスターは、スズキのテストライダーである津田拓也(スズキ)を起用し、計18名が参加。午前10時から午後6時まで走行が行なわれ、ドライコンディションのなか、各チームはそれぞれのテストプログラム、ミシュランが準備したタイヤのテストに取り組んだ。
トップタイムを記録したのはバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)。ロッシはセッション終盤に1分55秒162を記録。また、ロッシは新しいエアロ効果を持つフロントカウルのテストも行なった。
ロッシがトップタイムを記録するまでリーダーボードのトップにいたマルク・マルケス(ホンダ)が1分55秒180で2番手に。ロッシと同様に新型カウルのテストも行なったマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)が1分55秒335で3番手に続いた。
4番手に1分55秒542でホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)、5番手に1分55秒691でヨハン・ザルコ(ヤマハ)、6番手に1分55秒768でカル・クラッチロー(ホンダ)、7番手に1分55秒795でダニ・ペドロサ(ホンダ)、8番手に1分55秒830でジョナス・フォルガー(ヤマハ)、9番手に1分56秒123でアンドレア・イアンノーネ(スズキ)、10番手に1分56秒263でアレイシ・エスパルガロ(アプリリア)の順で続いた。
アンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)は1分56秒403で11番手、ティト・ラバット(ホンダ)は1分56秒535で12番手、ジャック・ミラー(ホンダ)は1分56秒634で13番手、アレックス・リンス(スズキ)は1分56秒637で14番手、ポル・エスパルガロ(KTM)は1分56秒668で15番手。ブラドリー・スミス(KTM)が1分56秒976で16番手、サム・ロウズ(アプリリア)が1分57秒851で17番手に続き、津田は1分59秒749で18番手となった。
■MotoGPブルノ オフィシャルテスト結果
Pos. | Rider | Team | Time | Laps |
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1 | V.ロッシ | モビスター・ヤマハ・MotoGP | 1'55''162 | 51/52 |
2 | M.マルケス | レプソル・ホンダ・チーム | 1'55''180 | 49/67 |
3 | M.ビニャーレス | モビスター・ヤマハ・MotoGP | 1'55''335 | 64/69 |
4 | J.ロレンソ | ドゥカティ・チーム | 1'55''542 | 41/55 |
5 | J.ザルコ | モンスター・ヤマハ・テック3 | 1'55''691 | 69/70 |
6 | C.クラッチロー | LCRホンダ | 1'55''768 | 23/48 |
7 | D.ペドロサ | レプソル・ホンダ・チーム | 1'55''795 | 37/53 |
8 | J.フォルガー | モンスター・ヤマハ・テック3 | 1'55''830 | 41/48 |
9 | A.イアンノーネ | チーム・スズキ・エクスター | 1'56''123 | 41/47 |
10 | A.エスパルガロ | アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ | 1'56''263 | 35/51 |
11 | A.ドビジオーゾ | ドゥカティ・チーム | 1'56''403 | 34/45 |
12 | T.ラバット | エストレージャ・ガルシア・0.0・マ-ク・VDS | 1'56''535 | 68/76 |
13 | J.ミラー | エストレージャ・ガルシア・0.0・マ-ク・VDS | 1'56''634 | 37/47 |
14 | A.リンス | チーム・スズキ・エクスター | 1'56''637 | 61/69 |
15 | P.エスパルガロ | レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング | 1'56''668 | 39/60 |
16 | B.スミス | レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング | 1'56''976 | 43/51 |
17 | S.ロウズ | アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ | 1'57''851 | 18/26 |
18 | 津田拓也 | チーム・スズキ・エクスター | 1'59''749 | 25/51 |