レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

MotoGP ニュース

投稿日: 2017.08.20 12:04
更新日: 2017.08.21 03:45

ヤマハファクトリー2台の壮絶バトルは野左根に軍配/全日本ロード第6戦もてぎ決勝

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


MotoGP | ヤマハファクトリー2台の壮絶バトルは野左根に軍配/全日本ロード第6戦もてぎ決勝

 全日本ロードレース選手権第6戦、JSB1000クラスの決勝レースがツインリンクもてぎで行われ、野左根航汰(YAMAHA FACTORY RACING TEAM #5)が今季2勝目を飾った。

 曇天の中でスタートした23周の決勝。好スタートを決めてホールショットを奪ったのは津田拓也(ヨシムラスズキMOTUL)だった。

 しかし、すぐに津田を捕らえてトップに浮上したのは中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)。ポールシッターの野左根が中須賀の背後につけ、津田を3番手に追いやる。

 中須賀と野左根はトップバトルを展開しながらワン・ツー体制のまま周回。この2台に津田、高橋裕紀(MORIWAKI MOTUL RACING)を加えた4台でトップ集団が形成される。

 徐々に高橋裕紀が集団から離され、高橋巧(MuSASHi RT HARC-PRO. Honda)と渡辺一馬(Kawasaki Team GREEN )の争いに飲み込まれる。

 津田もヤマハ2台から離され、中須賀と野左根はサイド・バイ・サイドの一騎打ちに突入する。

 3番手を走行していた津田だが6周目にオーバーランを喫して6番手に後退。高橋巧と高橋裕紀、渡辺のみつどもえの後方につけ、4台での表彰台争いが始まる。

 レース中盤。表彰台争いの4台の集団から高橋巧が抜けて3番手単独走行を開始。一方、後続に大きな差をつけてトップ争いを展開する中須賀と野左根はテール・トゥ・ノーズのまま。

 野左根は何度も中須賀の前に出るが、クロスラインで再び中須賀にかわされる。

 レース後半。津田が高橋巧との差を詰めて表彰台争いを開始。トップ争いも表彰台争いも2台でのし烈なバトルに。ラスト5周で津田が高橋巧の前に出る。

 一方のトップ争いは中須賀が少しずつ野左根を引き離し始める。
 このまま中須賀が2連勝を飾るかと思われたが、ラスト3周。中須賀がまさかの転倒。これで野左根が労せずにトップ浮上。そのままポール・トゥ・ウインで今季2勝目を飾った。2位に津田、3位に高橋巧という表彰台だった。

 以下、決勝順位結果。


関連のニュース