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MotoGP ニュース

投稿日: 2017.09.17 08:24

SBK第10戦レース1:カワサキのレイが10勝目。高橋は初レースでポイント獲得

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MotoGP | SBK第10戦レース1:カワサキのレイが10勝目。高橋は初レースでポイント獲得

 スーパーバイク世界選手権(SBK)第10戦ポルトガルは、アウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェでレース1を行ない、ジョナサン・レイ(カワサキ)が優勝した。

 午前中に行なわれた3回目のフリー走行でトム・サイクス(カワサキ)が転倒、マシンからはオイルが漏れたようで炎が上がる。転倒したサイクスは、その後メディカルセンターに運ばれ、予選スーパーポールを争うことはできなかった。

 サイクスを欠いたスーパーポールはレイのひとり舞台。前戦でダブルウインを飾ったチャズ・デイビス(ドゥカティ)は転倒もあり9番手に終わった。

 デイビスに替わってレイを追いかけたのはロレンツォ・サバドーリ(アプリリア)とユージン・ラバティ(アプリリア)のアプリリア2台。しかし、レイは1分41秒430で唯一の1分41秒台を記録し圧勝。2番手のラバティは1分42秒197。それでもサバトーリと共にアプリリア2台をフロントロウにつける活躍を見せた。

 また、ニッキー・ヘイデンの後任に指名された高橋巧(ホンダ)は、初の海外レース、初のサーキット、初のスーパーポールを20番手で終了した。

 好天の下でスタートした決勝レース1。ホールショットを奪ったのはポールシッターのレイ。レイはオープニングラップから後続を引き離しにかかる

 2位争いは混戦となるが、オープニングラップを2番手で戻ってきたのはラバティ。サバドーリ、デイビス、マルコ・メランドリ(ドゥカティ)とアプリリア2台、ドゥカティ2台でセカンド集団を形成する。

 2周目に入るとレイは後続に3秒ものアドバンテージを築きトップ独走開始した。

 5周目あたりからセカンド集団を抜け出したデイビスがレイを追い始める。しかし、レイはこの時点ですでに5秒近い大差を築いていた。

 レイはデイビスの追撃をものともせずハイペースのまま周回。デイビスとの差をさらに開いて優勝、今季10勝目をマークした。

 デイビスはレイに近づくことはできなかったものの、後続を大きく引き離して単独2位でチェッカー。3位表彰台はアプリリア2台に替わって追い上げてきたレオン・キャミア(MVアグスタ)の追撃を退けたメランドリが獲得した。

 高橋は15位でフィニッシュ。SBK初レースでポイントを獲得した。

 以下、SBKレース1の順位結果。


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