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MotoGP ニュース

投稿日: 2017.10.01 21:58
更新日: 2017.10.01 21:59

SBK第11戦レース1:カワサキのレイが圧倒的な独走で12勝目。5レースを残し3年連続タイトル獲得

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MotoGP | SBK第11戦レース1:カワサキのレイが圧倒的な独走で12勝目。5レースを残し3年連続タイトル獲得

 スーパーバイク世界選手権(SBK)第11戦フランス、マニクール・サーキットでレース1を行ない、ジョナサン・レイ(カワサキ)が優勝した。

 今レースでタイトル確定の可能性があるレイは、初日の2回のフリー走行で総合トップとなりスーパーポール2に進出。2日目のセッションは朝のフリー走行3回目からウエットとなり、フリー走行総合11番手以下のライダーによって争われるスーパーポール1ではレアンドロ・メルカド(アプリリア)がトップ、ダビデ・ジュリアーノ(ホンダ)が2番手でスーパーポール2に進出する。

ジョナサン・レイ(カワサキ)
ジョナサン・レイ(カワサキ)

 ウエットで争われたスーパーポール2では、レイがセッション序盤に3コーナーで転倒、一度ピットに戻る波乱の展開となる。ウエットの滑りやすい路面の中、マルコ・メランドリ(ドゥカティ)、ロレンツォ・サバドーリ(アプリリア)、ユージン・ラバティ(アプリリア)らが転倒、ラバティはセッション中に2回転倒を喫する。

 15分のセッションの残り6分を切ったあたりで再びコースインしたレイは、残り2分を切ったところでトップに浮上、チェッカー直前に1分56秒555を記録して今シーズン5回目のポールポジションを獲得。レース1でのタイトル確定に挑むことになった。

2017SBK第11戦スーパーポール
2017SBK第11戦スーパーポール

 2番手に1分57秒758でスーパーポール1から勝ち上がったメルカドが続き、トム・サイクス(カワサキ)が1分58秒088で3番手。

 4番手に1分58秒447でチャビ・フォレズ(ドゥカティ)、5番手に1分58秒719でアレックス・ロウズ(ヤマハ)、6番手に1分58秒926でジュリアーノ、7番手に1分58秒936でチャズ・デイビス(ドゥカティ)、8番手に1分59秒377でレオン・キャミア(MVアグスタ)、9番手に1分59秒637でユージン・ラバティ(アプリリア)、10番手に2分00秒357でマイケル・ファン・デル・マーク(ヤマハ)の順で続いた。サバドーリは2分04秒679で11番手、メランドリは2分05秒173で12番手。前戦ポルトガルで負傷、今レースを欠場したステファン・ブラドル(ホンダ)の代役として参戦するジェイク・ガニエ(ホンダ)は18番手。

 決勝第1レースのスタート時間には雨は上がり、青空ものぞいていたが、路面はウエットコンディションのまま21周のレースのスタートが切られた。

ジョナサン・レイ(カワサキ)
ジョナサン・レイ(カワサキ)

 レイはポールポジションから好ダッシュでトップに立つと、2番手以下がポジション争いを繰り広げる間にリードを開き、1周目を終えて、2番手のチャズ・デイビス(ドゥカティ)に約2秒4の差をつけるなど序盤から独走。周回を重ねるごとにその差を開き、6周目の段階でその差を10秒とすると、終盤の18周目には18秒差までリードを拡大。圧倒的な独走でトップでチェッカーを受け、5レースを残して2017年のSBKチャンピオンを確定。2015年以来となるSBK3連覇を達成した。
ジョナサン・レイ(カワサキ)
ジョナサン・レイ(カワサキ)

 レイが独走した後、序盤はサイクスとデイビスが2番手を争っていたが、4周目あたりからデイビスが遅れ始め、サイクスが単独2番手に浮上する。タイトル獲得の可能性を残すサイクスは、レイを追ったものの、その差は開くばかり。レース終盤までサイクスは2番手をキープしていたものの、残り4周目あたりでマルコ・メランドリ(ドゥカティ)がサイクスに追いつき、テールtoノーズのバトルとなる。何度か順位を入れ替えた二人だったが、勢いに勝るメランドリが最終ラップに2番手に浮上、そのまま2位でチェッカーを受け、僅差の3位にサイクスが続いた。
マルコ・メランドリ(ドゥカティ)
マルコ・メランドリ(ドゥカティ)

 レオン・キャミア(MVアグスタ)が4位、アレックス・ロウズ(ヤマハ)が5位、ユージン・ラバティ(アプリリア)が6位に続き、予選2番手からスタートしたレアンドロ・メルカド(アプリリア)は序盤こそ上位につけたものの、次第に順位を落とし、7位に入賞。ダビデ・ジュリアーノ(ホンダ)が8位に続いた。
2017SBK第11戦レース1表彰台
2017SBK第11戦レース1表彰台

 マイケル・ファン・デル・マーク(ヤマハ)は2周目の5コーナーで転倒、再スタート後追い上げて9位に入賞。デイビスは周回を重ねるごとに順位を落とし、最終的に10位でゴールとなった。

 以下、SBKレース1の順位結果。


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