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MotoGP ニュース

投稿日: 2017.10.29 17:21
更新日: 2017.10.29 21:52

MotoGPマレーシアGP決勝:ドビジオーゾ優勝で逆転王者に望みつなぐ

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MotoGP | MotoGPマレーシアGP決勝:ドビジオーゾ優勝で逆転王者に望みつなぐ

 MotoGP第17戦マレーシアGP、MotoGPクラスは、マレーシアのセパン・インターナショナルサーキットで決勝レースを行ない、アンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)が優勝した。

 Moto2クラスの決勝終盤から落ち始めた雨は、MotoGPクラス決勝前にはコースをフルウエットにしたものの、MotoGPクラスのスタート前には雨は上がり、決勝レースは気温25度、路面温度32度のウエットコンディションで争われた。

 1コーナーにトップで進入したのは好ダッシュを見せたマルク・マルケス(ホンダ)だったが、1コーナーでややワイドとなり、その間にヨハン・ザルコ(ヤマハ)がトップに浮上。ザルコは1周目に2番手以下に1秒以上のリードを取り、序盤をリード。2番手にホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)、3番手にマルケス、ドビジオーゾが4番手に続く。

 ザルコは5周目には2番手以下との差を約1秒半まで開くが、ロレンソがその差を少しずつ縮め始め、8周目には背後まで接近すると、9周目の9コーナーでロレンソがトップに浮上する。

 ドビジオーゾは4周目の14コーナーでマルケスを交わして3番手に浮上したが、バックストレートエンドの最終コーナーでラインを外し、マルケスが3番手を奪取。しかし、続く5周目の4コーナーで再びドビジオーゾが3番手に浮上する。

 トップに立ったロレンソは、周回ごとにザルコとの差を広げ、3番手のドビジオーゾもザルコとの差を縮めると、10周目の14コーナーでザルコを交わして2番手に浮上。ドゥカティがワンツー体制を築く。この時点でマルケスはザルコの後方、4番手につけており、ドビジオーゾがタイトルの可能性を最終戦バレンシアに残すためには、ロレンソを交わして優勝することが条件だった。


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