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MotoGP ニュース

投稿日: 2017.11.24 16:40
更新日: 2017.11.24 17:11

MotoGP:へレスでのプライベートテストにマルケス弟が参加。中上は12番手

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MotoGP | MotoGP:へレスでのプライベートテストにマルケス弟が参加。中上は12番手

 MotoGPクラスのプライベートテストが、11月22日、23日にかけてスペインのヘレスサーキットで行われた。初日は最高気温22度のドライコンディション。8月に路面が全面再舗装されたことからMotoGPライダーにとっては新舗装コース初走行となり、路面状況を確認しつつテストプログラムを開始した。

 なお、初日は先行してテストを行っていたスーパーバイク世界選手権(SBK)参戦ライダーとの混走。また、レプソル・ホンダ、モビスター・ヤマハMotoGP、モンスター・ヤマハ・テック3、PULL&BEARアスパー・チームは今回のテストには参加していない。

 初日のトップタイムを記録したのはアンドレア・イアンノーネ(スズキ)。イアンノーネは午前11時30分ごろにコースインすると午後5時前まででトータル68周を周回し、64周目には1分38秒280を記録した。このタイムが初日のベストラップとなり、同時にイアンノーネは自身が今季5月のスペインGPのQ2で記録した1分38秒744を更新している。

 2番手につけたのは1分38秒337でカル・クラッチロー(ホンダ)。クラッチローは73周を回り、午後4時40分すぎの65周目にベストラップを記録した。3番手には1分38秒398でアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)。ドビジオーゾは47周を周回して午後3時30分すぎの28周目にファステストを記録し、一時はリーダーボードのトップに浮上している。

 ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)は55周を周回。午後3時30分すぎにの37周目に1分38秒418を記録しリーダーボードのトップに一時浮上したが、最終的には4番手で初日を終えた。

 5番手には54周を回って1分38秒642を記録したポル・エスパルガロ(KTM)。SBK勢のトップとなる6番手につけたのはトム・サイクス(カワサキ)で、69周を回って1分38秒735をマークした。

 7番手には1分38秒854でティト・ラバット(ドゥカティ)。2017年もSBKチャンピオンを獲得し3連覇を達成したジョナサン・レイ(カワサキ)は午後6時すぎまで走行を続け、71周を回って63周目に記録した1分39秒050で8番手につけた。

 さらに9番手に1分39秒353でブラドリー・スミス(KTM)、10番手に1分39秒372でスコット・レディング(アプリリア)の順で続いた。

 MotoGPクラスでは2回目のテストとなる中上貴晶(ホンダ)は、午前10時44分すぎに走行開始、午後5時まで走行を行って84周を回り、午後3時7分すぎの54周目に1分39秒584を記録。ルーキートップとなる11番手で初日を終えた。

初日11番手、2日目12番手につけた中上
初日11番手、2日目12番手につけた中上

 同じくルーキーのフランコ・モルビデリ(ホンダ)は81周を回り、1分39秒740で14番手。高橋 巧(ホンダ)はケガのためにテストに参加できなかったトーマス・ルティの代役として参加したバレンシアオフィシャルテストに続いてテストを行い、トータル62周を回って54周目に記録した1分41秒089で22番手となった。

バレンシアテストに続きMotoGPテストに参加した高橋巧
バレンシアテストに続きMotoGPテストに参加した高橋巧

 Moto2ライダーのアレックス・マルケス(ホンダ)は、ルティ(ホンダ)の代役としてMotoGPマシンを初テスト。34周を回り、1分41秒750で25番手となった。兄のマルクはテストに参加しなかったが、MotoGP初テストとなる弟のアレックスのためにヘレスを訪れ、アドバイスを送っていた。

 以下、へレスプライベートテスト1日目のタイム結果。


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