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MotoGP ニュース

投稿日: 2018.03.12 19:28
更新日: 2018.03.13 14:48

鈴鹿JSB合同テストはヤマハの中須賀がひとり2分6秒台で総合首位。チームHRCは走行せず

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MotoGP | 鈴鹿JSB合同テストはヤマハの中須賀がひとり2分6秒台で総合首位。チームHRCは走行せず

 3月12日、鈴鹿サーキットにて全日本ロードレース選手権のJSB1000合同テストが行われた。この日は13名のライダーが参加、中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)が総合トップでテストを終えた。

 3月11日まで鈴鹿サーキットで行われた『モータースポーツファン感謝デー』の翌日開催が恒例となっている全日本ロードJSB1000合同テスト。テスト期間は1日で、鈴鹿ファン感謝デーに参加したライダーに与えられる走行枠となっている。

 ホンダ勢は秋吉耕佑(au・テルルMotoUP RT)、高橋裕紀(MORIWAKI MOTUL RACING)、清成龍一(MORIWAKI MOTUL RACING)、水野涼(MuSASHi RT HARC-PRO.Honda)の4名、ヤマハ勢は中須賀、野左根航汰(YAMAHA FACTORY RACING TEAM #5)、前田恵助(YAMALUBE RACING TEAM)の3名、スズキ勢は津田拓也(ヨシムラスズキMOTUL)、渡辺一樹(ヨシムラスズキMOTUL)、加賀山就臣(Team KAGAYAMA)、浦本修充(Team KAGAYAMA)の4名、カワサキ勢は渡辺一馬(Kawasaki Team GREEN)、松﨑克哉(Kawasaki Team GREEN)の2名が参加した。

 高橋巧(Team HRC)も合同テストで走行する予定だったが、トレーニング中に負ったケガのためテストへの参加を見合わせた。

 テストは午前と午後の2セッション実施。午前中のセッションはドライコンディションで9時00分から10時10分まで行われた。

中須賀克行/YAMAHA FACTORY RACING TEAM
中須賀克行/YAMAHA FACTORY RACING TEAM

 序盤でトップに立ったのは中須賀。2分6秒台を記録しリーダーボードのトップに立つ。10周目にはタイムを更新し、2分6秒359を記録する。

 中須賀はセッションの残り20分を切ったところでTカーに乗り換え5ラップ周回。Tカーでも2分6秒903と6秒台を記録し2番手に、最後まで中須賀のふたつのタイムを上回るライダーは現れず、午前のセッションは中須賀ひとりがワン・ツーで終えた。

 3番手は2分08秒628で野左根、4番手はJSB1000ルーキーの前田が2分08秒932で続き、ヤマハが4番手までを独占した。

野左根航汰/YAMAHA FACTORY RACING TEAM #5
野左根航汰/YAMAHA FACTORY RACING TEAM #5
前田恵助/YAMALUBE RACING TEAM
前田恵助/YAMALUBE RACING TEAM

 津田はマシントラブルにより、午前のセッションは7周で終え、チームメイトの渡辺一樹は、午前は走行しなかった。

 13時45分から午後のセッションがスタート。ここでも中須賀が序盤から2分6秒台を出してトップとなる。

 セッションが40分経過したところで清成がS字コーナーの先で転倒。マシン回収により赤旗中断となる。清成の転倒はフロントからのスリップダウンで「(セッティングを詰めているなかで)良い部分も悪い部分も考えながらギリギリのところで走っていましたが転倒してしまいました」とコメントしている。

 セッション再開後は各ライダーが走行を重ねる。転倒を喫した清成もコースに復帰し、周回を重ねた。

 走行時間も残りわずかとなったところで野左根がダンロップコーナー付近で激しく転倒。一瞬赤旗が出されるも、ほぼ同時にチェッカーが振られたため、そのままセッションは終了となった。ヤマハのスタッフに確認したところ、野左根にケガはないようだ。

 午後のセッションでも中須賀が2分6秒416を記録して最速に。2番手には2分7秒257で渡辺一馬が続き、タイヤをダンロップからブリヂストンに履き替えた秋吉が2分7秒302で3番手につけた。

渡辺一馬/Kawasaki Team GREEN
渡辺一馬/Kawasaki Team GREEN
秋吉耕佑/au・テルルMotoUP RT
秋吉耕佑/au・テルルMotoUP RT

 総合では中須賀が午前中に記録した2分6秒359でトップに。中須賀は「鈴鹿を走るのは去年の最終戦以来でしたが、リズム良く乗れてタイムも出たので、自分とバイクの調子は良いと思います。(2018年型は)サスペンションの仕様変更があったので、その調整をしながら走っている状態ですが、(マシンが)良い状態にあることを確認できて一安心しています」とテストを振り返った。

 以下、JSB1000合同テストのタイム結果。


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