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MotoGP ニュース

投稿日: 2018.04.16 05:49
更新日: 2018.04.19 11:48

SBK第3戦レース2:ドゥカティのデイビスが2勝目。レイは2位でランキングトップ守る

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MotoGP | SBK第3戦レース2:ドゥカティのデイビスが2勝目。レイは2位でランキングトップ守る

 4月15日、スーパーバイク世界選手権(SBK)第3戦アラゴンラウンドの決勝レース2がスペインのモーターランドアラゴンで行われ、チャズ・デイビス(ドゥカティ)が優勝した。

 リバースグリッドにより、土曜日に行われたレース1で4位となったマルコ・メランドリ(ドゥカティ)がポールポジション、マイケル・ファン・デル・マーク(ヤマハ)が2番手、トム・サイクス(カワサキ)が3番手、レース1のウイナーであるレイは9番グリッドからのスタート。

 好スタートからレースをリードしたのはメランドリ。しかし3コーナーでファン・デル・マークがトップに浮上する。ファン・デル・マークは1周目をトップで終えるが、2周目の12コーナーでメランドリがファン・デル・マークのインを突いてトップを奪還。ファン・デル・マークはラインを外し、その間にチャビ・フォレズ(ドゥカティ)、後方から追い上げてきたレイにも交わされてしまう。

 メランドリは再びレースをリードするが、5周目の1コーナー進入でフォレズがメランドリを交わしてトップに浮上、メランドリ、レイが続き、3人のトップ争いとなる。

 続く4コーナーではレイがメランドリを交わして2番手に浮上、フォレズを追う。フォレズは8周目までレースをリードするが、8周目のバックストレートエンドの16コーナーで転倒を喫しリタイアに終わる。

終盤はデイビス、レイ、メランドリの3人による優勝争いに
終盤はデイビス、レイ、メランドリの3人による優勝争いに

 これでレイがトップに浮上。メランドリが2番手で続くが、後方から接近してきたデイビスがトップ争いに追いつき、優勝争いはこの3台のバトルとなる。デイビスは12周目の4コーナーでメランドリを交わして2番手に上がると、トップを行くレイをプッシュ。

 14周目の1コーナーでデイビスがレイを交わしてトップに立つが、レイも3コーナーでデイビスの前に出る。しかし、デイビスもすぐにレイを抜き返しトップの座をキープ。

 終盤はデイビス、レイ、メランドリがトップ争いを展開するが残り2周でメランドリが遅れ、最終ラップにレイも12コーナーでラインを外したことでデイビスのリードが約1秒に広がる。そのままデイビスがトップでゴール。今シーズン2勝目を記録した。

 2位にはレイが入賞し、ランキングトップをキープ。メランドリが3位表彰台を獲得した。

 4番手争いは終盤にアレックス・ロウズ(ヤマハ)とファン・デル・マークの接戦のバトルとなり、ロウズが4位、ファン・デル・マークが5位に入賞。サイクスは終盤のマイケル・リナルディ(ドゥカティ)とのバトルに競り勝ち6位でゴールしている。

 なお、土曜日のレース1で転倒負傷したレオン・キャミア(ホンダ)はレース2を欠場した。

 スーパースポーツ世界選手権(WSS)クラスでは、サンドロ・コルテセ(ヤマハ)が優勝。今年からWSSに転向したコルテセはWSS初優勝。世界選手権での優勝は、2012年オーストラリアGPのMoto3クラス以来となった。

 2位にフェデリコ・カリカスロ(ヤマハ)、3位にジュール・クルゼール(ヤマハ)が入賞し、ヤマハ勢が表彰台を独占。大久保 光(カワサキ)は10番グリッドからスタート、7番手を争っていた11周目にマシントラブルが発生し、リタイアに終わった。

 以下、SBK第3戦アラゴンラウンド 決勝レース2順位結果。


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