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MotoGP ニュース

投稿日: 2018.04.21 17:21
更新日: 2018.04.22 19:41

ヤマハ中須賀がホンダ、カワサキとの戦いを制し、開幕3連勝/全日本ロード第2戦鈴鹿レース1

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MotoGP | ヤマハ中須賀がホンダ、カワサキとの戦いを制し、開幕3連勝/全日本ロード第2戦鈴鹿レース1

 全日本ロードレース選手権JSB1000クラスは4月21日、鈴鹿サーキットで第2戦の決勝レース1が行われ、中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)が優勝した。

 午前中に行なわれた予選では中須賀がコースレコード更新してポールポジションを獲得。このとき記録したタイムは、2分4秒876と、ついに2分4秒台に突入し、観客席からどよめきが起こった。

 予選2番手は自己ベストタイムとなる2分5秒465をマークした高橋巧(Team HRC)。3番手が2分5秒989で津田拓也(ヨシムラスズキMOTUL)と続いた。

 好天に恵まれ、気温も上昇した午後の決勝レース1。好スタートを切ってホールショットを奪ったのは高橋巧。しかし、すぐに渡辺一馬(Kawasaki Team GREEN)が高橋巧をかわしてトップに浮上する。

 中須賀も高橋巧を捕らえて2番手に浮上。後方では秋吉耕佑(au・テルルMotoUP RT)、津田が相次いでオーバーランを喫して順位を大きく下げる。

 渡辺一馬はそのままレースをリード。中須賀、高橋巧が追いかける。その後方には野左根航汰(YAMAHA FACTORY RACING TEAM #5)、渡辺一樹(ヨシムラスズキMOTUL)、高橋裕紀(MORIWAKI MOTUL RACING)が続く。

 高橋裕紀は2周目にはペースが落ち始め、逆に野左根、渡辺一樹が上位3台に追いつき、トップ集団は5台に。5台はテール・トゥ・ノーズのまま周回を重ねる。

 レースが動いたのはラスト4周。中須賀が渡辺一馬をとらえてトップ浮上。高橋巧、渡辺一樹も渡辺一馬をパス。渡辺一馬はトップから4番手に後退する。

 トップに立った中須賀はそのままラストスパートかけ、周回遅れも利用しながらあっという間にトップ独走態勢を築く。高橋巧が単独2番手となって中須賀を追う。表彰台争いは渡辺一樹、渡辺一馬、野左根の3台に。

 中須賀はそのまま2番手以下を引き離し、開幕3連勝。高橋巧は単独2位でフィニッシュ。3位争いは野左根とサイド・バイ・サイドの争いを展開していた渡辺一樹が最終ラップでオーバーラン。これで表彰台は野左根が獲得。渡辺一馬が4位、渡辺一樹は5位でゴールした。

 また、オープニングラップで大きく順位を下げた秋吉が怒濤の追い上げで6位。同じく追い上げのレース展開を見せた津田は7位でゴールした。

 以下、JSB1000レース1の順位結果。


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