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MotoGP ニュース

投稿日: 2018.04.22 09:21
更新日: 2018.04.22 10:02

SBK第4戦レース1:カワサキのレイがヤマハのファン・デル・マークとの一騎打ちを制す

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MotoGP | SBK第4戦レース1:カワサキのレイがヤマハのファン・デル・マークとの一騎打ちを制す

 スーパーバイク世界選手権(SBK)第4戦アッセンラウンドは21日、オランダのアッセンで決勝レース1を行ない、ジョナサン・レイ(カワサキ)が優勝した。

 3回のフリー走行で総合トップとなりスーパーポール2(SP2)に進出したのは、マイケル・ファン・デル・マーク(ヤマハ)。フリー走行総合11番手以下のライダーで争われるスーパーポール1(SP1)でトプラック・ラズガットリオグル(カワサキ)がトップタイムを記録、2番手にロリス・バズ(BMW)が続き、このふたりがSP2に進出した。

 12名のライダーによって、SP2は気温17度、路面温度24度のドライコンディションで争われた。

 1回目のアタックで1分34秒761を記録してリーダーボードのトップに立ったのはレイ。アレックス・ロウズ(ヤマハ)は1回目のアタックを3番手で終えたが、2回目のアタックのラストに1分34秒066を記録し、SBK初ポールポジションを獲得した。

 2番手に1分34秒112でジョナサン・レイ(カワサキ)。レイも最後のアタックで自己ベストを更新したものの、0.046秒差で2番手となった。3番手に1分34秒387でチャビ・フォレズ(ドゥカティ)が続き、フロントロウを獲得した。

 スーパーポール後に行われたレース1は、気温18度、路面温度30度のドライコンディションで争われた。

 スタートでトップに立ったのはチャビ・フォレズ(ドゥカティ)。レイが2番手で続くが、1周目の5コーナーでフォレズをパス、トップに浮上する。

 序盤のトップ集団はレイ、ロウズ、フォレズ、ファン・デル・マーク、チャズ・デイビス(ドゥカティ)、トム・サイクス(カワサキ)、マルコ・メランドリ(ドゥカティ)の7人のバトルとなるが、ホームレースで気合の入るファン・デル・マークが3周目に2番手に浮上し、レイの背後に迫ると、8周目のシケインでレイを交わしてトップに立つ。

 ファン・デル・マークはレース中盤の10周目までトップ争いをリードするが、10周目のシケインでレイがトップを奪還。トップ争いはレイ、ファン・デル・マーク、デイビス、フォレズの順となる。

 接戦のトップ争いをレイは終始リード。2番手にはデイビスが浮上し、ファン・デル・マークは3番手に後退するが、終盤の17周目の1コーナーでファン・デル・マークがデイビスを交わして2番手に浮上、レイを追う。

 終盤のトップ争いはレイとファン・デル・マークの一騎打ちとなり、デイビスと追い上げてきたサイクスが3番手争いを展開。フォレズは終盤に遅れてしまった。

 レイは残り2周でスパートをかけ、ファン・デル・マークとのギャップを開くと、そのままトップでチェッカーを受け、今シーズン3勝目を記録した。0.981秒差の2位にファン・デル・マークが続き、ホームレースで今シーズン2度目となる表彰台を獲得。最終ラップまで続いたサイクスとの僅差のバトルを制して、デイビスが3位表彰台を獲得。サイクスは0.131秒差の4位でゴールした。

 フォレズは終盤遅れ、単独5位でゴール。中盤にはトップ争いから後退したメランドリが単独6位でチェッカーを受けた。

 序盤はトップ争いに加わったロウズは中盤以降後退、12位でチェッカーを受けた。

 ジェイク・ガニエ(ホンダ)はフリー走行2回目の転倒により、レース1を欠場。レッドブル・ホンダ・ワールドスーパーバイクチームは、レオン・キャミア(ホンダ)も前戦アラゴンで負傷し、今レースを欠場している。

 以下、第4戦アッセンラウンド決勝レース1順位結果。


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