全日本ロードレース選手権第4戦の開催中、ヤマハは、スポーツランドSUGOで7月26~29日にかけて鈴鹿サーキットで開催されるFIM世界耐久選手権(EWC)の最終戦、鈴鹿8時間耐久ロードレースの参戦体制発表会を行った。
ヤマハは2017年シーズン、3年目となるファクトリー体制で鈴鹿8耐3連覇に挑戦。YAMAHA FACTORY RACING TEAMとして中須賀克行、アレックス・ロウズ、マイケル・ファン・デル・マークの布陣で戦い優勝、鈴鹿8耐3連覇を達成した。
2018年シーズン、ヤマハからはファクトリー体制のYAMAHA FACTORY RACING TEAM(ヤマハファクトリー)、2017-2018シーズンのEWCにレギュラー参戦するGMT94 Yamaha Official EWC Team(GMT94ヤマハ)、YART Yamaha Official EWC Team(YARTヤマハ)の3チームが出場する。
ヤマハファクトリーのライダーラインアップは、昨年同様、中須賀、ロウズ、ファン・デル・マーク。EWC2連覇をねらうGMT94ヤマハはダビド・チェカ、マイク・デ・ミオ、ニッコロ・カネパ。YARTヤマハはブロック・パークス、マービン・フリッツ、藤田拓哉、マックス・ノイキルヒャーの4人で、レギュラーライダーはテスト結果を見ながら決めるという。
発表会であいさつに立ったヤマハMS統括部の堀越慶太郎MS戦略部長は「YZF-R1発売20周年の節目に、鈴鹿8耐は4連覇とEWC連覇を目指します。今年のスローガンは『R1 evolution Rの“進化”が“革命”を起こす。』です」と勝利宣言。