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MotoGP ニュース

投稿日: 2018.07.29 13:00
更新日: 2018.07.29 22:48

鈴鹿8耐:カワサキとヤマハが序盤から激しいバトルを展開。1時間経過ではカワサキがトップ

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MotoGP | 鈴鹿8耐:カワサキとヤマハが序盤から激しいバトルを展開。1時間経過ではカワサキがトップ

 2018の鈴鹿8時間耐久ロードレースはスタートから1時間が経過した。トップはカワサキ・チームグリーンのジョナサン・レイ。そのレイを、ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームのマイケル・ファン・デル・マークが追従している。

 スタート時点で降っていた雨は上がり、空には青空がのぞく天候。路面コンディションもウエットからドライへと、次第に回復していく状況だ。そんななか、レッドブル・ホンダwith日本郵便の高橋巧が順調にトップを走行。7周目終了時点で、2番手以下に約9.5秒の差をつけて独走態勢を築く。

 2番手でレッドブル・ホンダwith日本郵便を追うカワサキ・チームグリーンのレオン・ハスラムは、ヨシムラ・スズキMOTULレーシングのシルバン・ギュントーリ、ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームのマイケル・ファン・デル・マークと3台での2番手争いを展開する。

 30分が経過し、トップは12周を周回。ここで、Honda Dream RT 桜井ホンダが緊急ピットイン。マシントラブルだと見られている。

 このあたりで路面コンディションが回復してきたことから、各チームが続々とピットイン。Honda Asia-Dream Racing、ヨシムラ・スズキMOTULレーシング、S-PULSE DREAM RACING・IAIと次々にピットに戻ってスリックタイヤに交換を行う。

 上位陣であるヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームは15周目、カワサキ・チームグリーンは16周目もピットに向かい、スリックタイヤに交換。ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームは引き続きファン・デル・マークが走行し、カワサキ・チームグリーンはジョナサン・レイが登場している。

 上位陣で最後にピットに入ったのはレッドブル・ホンダwith日本郵便で、17周目のピットイン。ライダー交代なしでタイヤ交換だけを行い、そのまま高橋巧がコースに戻った。

 スタートから40分弱ですでに各チームが最初のピットワークを行ったが、ライダー交代や給油に関しては、チームによって戦略が分かれる状況となった。

 このピットインが行われていたスタートから45分のタイミングで、ヨシムラ・スズキMOTULレーシングのギュントーリがトップに浮上する。しかし、それを猛然と追いかけたのがカワサキ・チームグリーンのレイだった。

 レイは20周目にはトップに浮上すると、この週末、その速さでファンを魅了する走りを見せていただけにサーキット内が沸き立った。さらにヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームのファン・デル・マークもヨシムラ・スズキMOTULレーシングのギュントーリを捕らえ、レイに続いて2番手に浮上した。

 1時間が経過すること、ファン・デル・マークがレイに肉薄。周回遅れのマシンを巻き込んでトップ争いを開始。レースリーダーの座をかけた激しい争いが幕を開けた。

 また、ちょうど1時間が経過したとき、3番手走行中のヨシムラ・スズキMOTULレーシングのギュントーリが、MuSASHiシケインで転倒を喫し、ピットに戻っている。

 1時間を経過した時点での順位は以下の通り。


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