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MotoGP ニュース

投稿日: 2018.07.29 14:05
更新日: 2018.07.29 22:30

鈴鹿8耐:カワサキ対ヤマハの激しいバトルは2時間経過時点でも続行。3番手にレッドブル・ホンダ

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MotoGP | 鈴鹿8耐:カワサキ対ヤマハの激しいバトルは2時間経過時点でも続行。3番手にレッドブル・ホンダ

 2018の鈴鹿8時間耐久ロードレースはスタートから2時間が経過した。トップは変わって、ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームのアレックス・ロウズ。2番手にカワサキ・チームグリーンのレオン・ハスラムが続いている。

 1時間が経過したころに転倒したヨシムラ・スズキMOTULレーシングは、ライダーをブラッドリー・レイに替えて再びコースに出た。しかしすぐにピットに戻ってしまう。

 30周目。このあたりから、カワサキ・チームグリーンとヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームによるトップ争いが激しさを増した。2番手を走行していたヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームのマイケル・ファン・デル・マークが、バックマーカーを挟んで、ホームストレートの加速でカワサキ・チームグリーンのジョナサン・レイを捕らえてトップに浮上。

 しかし、最終シケインで再びレイが冷静にトップを奪回。まるでスプリントレースを見ているかのような、スーパーバイク世界選手権(SBK)ライダー同士による激しい攻防が展開される。このふたりの争いはしばらく続き、バックマーカーを巻き込みながら何度も切迫したバトルとなった。

 トップが33周を周回したとき、6番手を走行していたチームカガヤマU.S.A.のジョー・ロバーツがMuSASHiシケインで転倒。すぐさまピットにマシンを戻したが、順位を大きく落としてしまった。

 スタートから1時間40分が経過した43周目、ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームが2回目のピットイン。ファン・デル・マークは28周を走り切ってアレックス・ロウズにヤマハYZF-R1を託す。カワサキ・チームグリーンは1周遅れて44周目にピットインし、レイからレオン・ハスラムにライダー交代を行っている。

 さらに3番手を走行中だったレッドブル・ホンダwith日本郵便の高橋巧は46周目にピットイン。中上貴晶が走行を行っている。

 48周目、ライダー交代してコースインしたばかりのYART-YAMAHA藤田拓哉がダンロップコーナーで転倒。ハイサイドを起こした激しいクラッシュでマシンは大破。藤田自身は起き上がり、自分でマシンを押してピットに戻った。

 一方のトップ争いは、カワサキ・チームグリーンのハスラムとヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームのロウズに役者を変えて、激しいバトルとなる。

 この時点でトップ争いはこの2台にしぼられた状態。3番手につけていたレッドブル・ホンダwith日本郵便は、その差15秒と大きく溝を開けられた。

 そしてスタートから2時間が経過しようとするころ、ペースを上げたロウズがハスラムを捕らえ、ついにトップに浮上。ヤマハが53周目にしてついにトップに立った。

 54周目にはエヴァRT初号機Webike TRICKSTARの出口修が転倒。負傷しているようだとの情報が入っている。また、序盤に転倒しピットに戻ったヨシムラ・スズキMOTULレーシングは、現在、津田拓也にライダー交代をしてレースに復帰している。

 2時間を経過した時点での順位は以下の通り。


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